テラドローン、ジェット型迎撃ドローン製品化の具体化に向けた検討を本格化(9月14日)
- 日本の防衛
2026-9-15 18:43
テラドローンは令和8(2026)年9月14日(月)、ジェットエンジン搭載シャヘド向けの迎撃ドローン製品化の具体化に向けた検討を本格化したことについて以下のように公表した。
テラドローン、ジェットエンジン搭載シャヘド向け、迎撃ドローン製品化の具体化に向けた検討を本格化 ~高速攻撃型無人機時代に対応する、輸出可能な高速迎撃レイヤーを防衛プライム向けに~
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:徳重 徹、以下「テラドローン」)は、チェコを拠点にロケット型迎撃ドローンを含む防衛向け無人機システムを開発するティーアールエルと、高速化する攻撃用無人機500km/h級の飛行性能を上回る飛行速度を想定した、ジェット型迎撃ドローン製品化の具体化とJV設立に向けた検討を本格化いたします。
本製品は、テラドローングループがウクライナで培ってきた実運用環境の知見と、欧州域内の技術・製造基盤を組み合わせ、高速化するシャヘド系無人機に対応する上位迎撃レイヤーとして展開するものです。

背景
攻撃用無人機の脅威は、低コスト化・大量投入に加え、高速化という新たな段階に入っています。
CSISは、シャヘド-238をシャヘド-136のジェット推進型と位置付け、最高速度は約500km/hに達する可能性があると指摘しています。[1] また、ロシアが投入するシャヘド系無人機のうち約10~20%がジェットエンジン搭載型になっていると報じています。[2]
これにより、迎撃側には、従来以上に短い反応時間、高速目標に追随できる速度性能、レーダーやC2と連携した迅速な目標情報の受け渡しが求められます。
テラドローンは、既に当社が展開している低コスト・即応型の迎撃ドローン「Terra A1」「Terra A1 Autonomous」「Terra B1」に加え、高速脅威に対応するジェット型迎撃ドローンをラインアップに加えることを目指します。
これにより、低速・小型ドローンから高速化する長距離攻撃用無人機まで、複数の脅威に対応する多層型カウンターUASソリューションの提案が可能になります。
検討を本格化する新製品の概要
主な特徴は以下の通りです。
・ジェットエンジン搭載型シャヘド系無人機への対処を想定
・レーダー、センサー、C2、地上管制システムとの連接を前提にした設計
・欧州域内の技術・製造基盤を活用した輸出対応力
・防衛プライム企業との共同提案を想定したシステム連携型の製品設計
今後の予定
テラドローンは、本製品の事業化に向けて、欧州の技術パートナーと連携し、製品、知的財産、開発人材、量産体制を一体で整備する方針です。
欧州域内に開発・製造・供給基盤を持つことで、NATO基準に適合した高品質な防衛アセットを確立することが可能になります。クリーンかつ強固なサプライチェーンを確立し、海外防衛プライム企業や各国政府機関に対して、輸出可能な迎撃ドローンとして提案しやすい体制を構築します。
出典
[1] CSIS Missile Defense Project, “Shahed-238”
[2] Reuters, “As Russia deploys jet-powered Shaheds, companies turn to faster interceptor drones”
(以上)
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