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中東地域における日本関係船舶安全航行のための情報収集 令和6年3月の活動状況

  • 防衛省関連

2024-4-19 09:13

 防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年4月19日、中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集に従事する水上部隊及び航空隊の活動状況(令和6年3月)について以下のように公表した。

中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集に従事した水上部隊及び航空隊の活動状況について(令和6年3月)

1 活動海域の状況
 水上部隊及び航空隊は中東地域における情報収集活動として、特段の異常を確認していない。
 なお、海賊対処行動として、3月21日、アラビア海において、UAEの会社が運航するリベリア船籍のタンカー「YAMILAH Ⅲ」が、武器を搭載した小型船舶数隻からつきまといを受けているとの情報を受け、海賊対処部隊のP-3Cは現場海域に向かい、当該船舶と通信を行い、乗員及び船体の安全を確認し、当該情報を海賊対処を任務とする第151連合任務群に対し提供する等の対応を実施した。

2 水上部隊(派遣海賊対処行動水上部隊)
 (1)活動した海域:オマーン湾の公海・アラビア海北部の公海
 (2)確認した船舶数 193隻(累計 90,577隻)

3 航空隊(派遣海賊対処行動航空隊)
 (1)活動した海域:アデン湾の公海・アラビア海北部の西側の公海
 (2)確認した船舶数 496隻(累計 82,686隻)

周囲の警戒にあたる「さざなみ」隊員 写真:統合幕僚監部
航行船舶の識別を行うP-3C搭乗員 写真:統合幕僚監部

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