中国海軍艦艇3隻が魚釣島西の海域を南進し、与那国島と西表島との間を航行(9月17日・18日、クズネツォフ級、ルーヤンⅢ級)
- 防衛省関連
2024-9-20 10:00
防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年9月18日(水)14時40分、中国海軍艦艇の動向について以下のように公表した。
中国海軍艦艇の動向について
海上自衛隊は、令和6年9月17日(火)午後7時頃、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」(艦番号「16」)及びルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦2隻(艦番号「120」及び「123」)の計3隻が、魚釣島(沖縄県)の北西約210kmの海域において航行していることを確認した。
その後、17日(火)から18日(水)にかけて、これらの艦艇が魚釣島の西約70kmの海域を南進した後、与那国島(沖縄県)と西表島(沖縄県)との間の海域を南進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。なお、中国海軍所属空母が、与那国島と西表島との間の海域を航行したことを確認したのは初めてである。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第6護衛隊所属「たかなみ」(横須賀)、第14護衛隊所属「せんだい」(舞鶴)、第1航空群所属「P-1」(鹿屋)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。
(以上)
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