令和8年熊本地震の災害派遣 自衛隊は5,100人態勢で人命救助・輸送・給水支援・入浴支援を実施(7月31日、第4報まで)
- 日本の防衛
2026-8-1 17:05
防衛省 統合幕僚監部は、令和8(2026)年7月28日(火)に発生した令和8年熊本地震における自衛隊の災害派遣について、発災直後からその活動内容を継続的に公表している。
以下に、7月31日(金)22時30分に発表された第4報までの情報を集約して転載する。
令和8年熊本地震に係る災害派遣について(7月31日)
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。
概要
○ 令和8年7月28日(火)16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生。
○ 同日(28日)17時30分、熊本県知事から陸自第8師団長(北熊本・熊本)に対し、情報収集、人命救助、物資輸送、生活支援等に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。
○ 本日(31日)現在、陸自第8師団を中心とする自衛隊員約5,100名態勢で活動。
本日(31日)の主な活動
【主な活動部隊等】
陸自第42即応機動連隊(北熊本・熊本)、陸自第8特殊武器防護隊(北熊本・熊本)、陸自第105補給大隊(目達原・佐賀)、陸自第8高射特科大隊(北熊本・熊本)、陸自第8通信大隊(北熊本・熊本)、陸自第5地対艦ミサイル連隊(健軍・熊本)、陸自第8飛行隊(高遊原・熊本)、陸自第8後方支援連隊(北熊本・熊本)、海自艦艇5隻(ぶんご、げんかい、えんしゅう、水中処分母船5号、いせ)、空自第8高射隊(高良台・福岡)、空自第2移動通信隊(春日・福岡)、空自第3移動警戒隊(春日・福岡)、空自第7高射隊(築城・福岡) 等
【人命救助活動】
○ 商業施設(イオンモール熊本)において、陸自第42即応機動連隊の人員約170名で人命救助活動を実施中。
【輸送活動】
○ 陸自V-22、海自SH-60及びMCH-101により、救援物資を護衛艦「いせ」から陸自高遊原分屯地等に輸送を実施。
【給水支援活動】
○ 本日(31日)も、八代市や宇城市をはじめとする市町の計41箇所において、人員約160名、水タンク車及び水トレーラー計49両により、引き続き給水支援活動を実施中。
【入浴支援】
○ 陸自第8後方支援連隊が、熊本市にて入浴支援を実施中。
【連絡員の派遣状況】
○ 連絡員について、熊本県庁等に、最大31箇所・延べ約90名派遣。
活動の様子(7月31日)






令和8年熊本地震に係る災害派遣について(7月30日)
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。
概要
○ 令和8年7月28日(火)16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生。
○ 同日(28日)17時30分、熊本県知事から陸自第8師団長(北熊本・熊本)に対し、情報収集、人命救助、物資輸送、生活支援等に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。
○ 本日(30日)現在、陸自第8師団を中心とする自衛隊員約5,100名態勢で活動。
本日の自衛隊の主な活動(7月30日)
【人命救助活動】
○ 商業施設(イオンモール熊本)において、陸自第42即応機動連隊(北熊本・熊本)の人員約170名、海自救助犬3頭で人命救助活動を実施中。
○ 日本製紙八代工場において、陸自西部方面特科連隊(北熊本・熊本)の人員約110名で瓦礫撤去を実施中。
○ 八代郡氷川町地区において、空自築城救助犬及び新田原救助犬6頭で捜索救助活動を実施中。
【輸送活動】
○ 生活支援物資輸送のため、海自艦艇4隻(ぶんご、げんかい、えんしゅう、水中処分母船5号)が、八代港に入港。入港後、搭載した生活支援物資を陸自西部方面特科連隊へ引継ぎ、避難場所等への輸送を実施中。
【給水支援活動】
○ 本日(30日)も、大津町4箇所、熊本市3箇所、葦北郡芦北町2箇所、上天草市4箇所、宇土市3箇所、益城町1箇所、宇城市2箇所、八代市4箇所及び御船町1箇所の計24箇所において、人員約120名、水タンク車及び水トレーラー32両により、引き続き給水支援活動を実施中。
【入浴支援】
○ 海自呉の人員約40名、入浴セット×1が健軍駐屯地に到着済み。
○ 海自佐世保の人員約40名、入浴セット×1が八代港岸壁に到着済み。
【連絡員の派遣状況】
○ 連絡員について、熊本県庁等に、最大47箇所・延べ約125名派遣。
活動の様子(7月30日)






令和8年熊本地震に係る災害派遣について(7月29日)
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。
概要
○ 令和8年7月28日(火)16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生。
○ 同日(28日)17時30分、熊本県知事から陸自第8師団長(北熊本・熊本)に対し、情報収集、人命救助、物資輸送、生活支援等に係る災
害派遣要請があり、同時刻受理。
○ 本日(29日)現在、陸自第8師団を中心とする自衛隊員約4,600名態勢、航空機延べ29機で活動。
自衛隊の主な活動(7月29日)
【人命救助活動】
○ 商業施設(イオンモール熊本)において、陸自第8偵察隊(北熊本・熊本)、第42即応機動連隊(北熊本・熊本)、第8後方支援連隊(北熊本・熊本)及び第8師団司令部(北熊本・熊本)の人員約170名で人命救助活動を実施中。
○ 日本製紙八代工場において、陸自西部方面特科連隊(北熊本・熊本)の人員約30名で人命救助活動を実施中。
○ 海自呉災害救助犬×3頭及び人員4名、空自築城災害救助犬×2頭及び人員4名、空自新田原災害救助犬×4頭及び人員11名が、それぞれ陸自健軍駐屯地(熊本)で待機中。
【輸送活動】
○ 本日(29日)02時07分、陸自第8飛行隊(高遊原・熊本)のUH-60×1機にて患者後送(民間人8名)を実施。
○ 本日(29日)14時00分、熱中症対策のため、経済産業省をはじめとする関係省庁と連携し、クーラー約300台を入間基地から熊本空港へ空自第2輸送航空隊(入間・埼玉)のC-2により輸送を実施。県のニーズに基づき、熊本空港から各避難所等へ、陸自西部方面輸送隊(健軍・熊本)、陸自第8後方支援連隊(北熊本・熊本)が輸送を実施中。
○ 海自の艦艇5隻(ぶんご、げんかい、えんしゅう、水中処分母船5号、いせ)が、生活支援物資輸送のため、八代港へ向け前進中。
【給水支援活動】
○ 本日(29日)06時30分以降、給水支援活動を順次実施中。
・八代市役所:06時30分以降、陸自西部方面特科連隊(北熊本・熊本)の人員約10名、水トレーラー3両で給水支援開始。
・宇城市内5箇所:07時30分以降、陸自第42即応機動連隊(北熊本・熊本)の人員約25名、水トレーラー5両で給水支援開始。
・上益城郡嘉島町体育館:08時50分以降、陸自第42即応機動連隊(北熊本・熊本)の人員約5名、水トレーラー2両で給水支援開始。
・宇土市:07時32分以降、陸自第42即応機動連隊(北熊本・熊本)の人員約10名、水トレーラー3両で給水支援開始。
・上益城郡御船町:07時30分頃、陸自第8後方支援連隊(北熊本・熊本)の人員約10名、水トレーラー2両で給水支援開始。
・熊本市2箇所:11時26分以降、陸自第8高射特科大隊(北熊本・熊本)の人員約20名、水トレーラー3両で給水支援開始。
・上天草市内4箇所:11時55分以降、陸自第5地対艦ミサイル連隊(健軍・熊本)の人員約20名、水トレーラー4両で給水支援開始。
・氷川町2箇所:陸自第8後方支援連隊(北熊本・熊本)の人員約10名、水トレーラー1両で給水支援開始。
【連絡員の派遣状況】
○ 連絡員について、熊本県庁等に、最大47箇所・約125名派遣。
活動の様子(7月29日)






令和8年熊本地震に係る災害派遣について(7月28日)
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。
概要(7月28日)
○ 令和8年7月28日(火)16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生。
○ 同日(28日)17時30分、熊本県知事から陸上自衛隊第8師団長(北熊本・熊本)に対し、情報収集、人命救助、物資輸送、生活支援等に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。
自衛隊の主な活動(7月28日)
○ 連絡員について、熊本県庁等に、延べ31箇所・約80名派遣。
○ 航空機について、延べ20機態勢(固定翼:11機、回転翼9機)で航空偵察を実施。
○ 陸上自衛隊第8偵察隊(北熊本・熊本)、陸上自衛隊第4偵察隊(福岡・福岡)の初動対処部隊が地上偵察を実施。
○ 商業施設(イオンモール熊本)において、陸上自衛隊第8偵察隊(北熊本・熊本)及び陸上自衛隊第42即応機動連隊(北熊本・熊本)の人員約30名、車両約10両が活動を継続中。
○ 陸上自衛隊別府駐屯地及び北熊本駐屯地を一時的な避難所として開放し、避難者の受け入れを開始。
○ 給水支援のため、陸上自衛隊西部方面特科連隊(北熊本・熊本)が八代市役所へ前進中(人員約100名、水トレーラー4両含む車両約30両)。
主な航空偵察(延べ20機)(7月28日)
陸
○ 延べ6機(固定翼機:1機、回転翼機:5機)
西部方面航空隊(目達原)のUH-1×2機及びUH-1×1機(ヘリ映伝)、西部方面航空隊(高遊原)のUH-60×2機、第1ヘリコプター団(木更津)のLR-2×1機
海
○ 延べ4機(固定翼機:3機、回転翼機:1機)
第22航空隊(大村)のSH-60×2機、第212教育航空隊(鹿屋)のP-1×1機及びSH-60×1機
空
○ 延べ10機(固定翼機:9機、回転翼機:1機)
第8航空団(築城)のF-2×5機、第5航空団(新田原)のF-15×2機及びT-4×1機、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(春日)のT-4×1機、新田原救難隊(新田原)のUH-60×1機
連絡員派遣状況(延べ45か所・約110名)(7月28日)
・延べ45か所に約110名の連絡員を派遣し、情報収集活動を実施
活動の様子(7月28日)






位置関係図

(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 人事発令 令和8年7月31日付け、1佐職人事(海自33名、空自2名)
- 人事発令 7月30日・31日付け、指定職人事(防衛大学校副校長)
- 人事発令 令和8年8月7日付け、内閣承認人事(防衛審議官、人事教育局長、地方協力局長、防衛装備庁長官)
- 人事発令 7月30日・31日付け、書記官人事
- 航空システム通信隊(市ヶ谷)勤務の50代2等空曹を懲戒処分 盗撮で停職4月(7月30日)
- 人事発令 令和8年8月3日付け、将補人事(陸自20名、海自7名、空自13名)
- 齋藤海幕長が定例会見 就任2年の振り返りや護衛艦「ちょうかい」のトマホーク実射試験など(7月28日)
- 人事発令 令和8年8月3日付け、将人事(陸自10名、海自6名、空自2名)
- 人事発令 令和8年7月25日・27日付け、1佐職人事(陸自17名、海自13名、空自20名)
- 防衛装備庁「パッシブRFセンサ衛星」について情報提供企業を募集(7月30日)
- 人事発令 令和8年7月25日・27日付け、1佐職人事(陸自17名、海自13名、空自20名)
- 人事発令 令和8年7月28日付け、1佐職人事(海自7名、空自3名)
- 人事発令 令和8年7月31日付け、1佐職人事(海自33名、空自2名)
- 人事発令 7月30日・31日付け、指定職人事(防衛大学校副校長)
- 人事発令 令和8年8月7日付け、内閣承認人事(防衛審議官、人事教育局長、地方協力局長、防衛装備庁長官)
- 人事発令 令和8年7月24日付け、1佐職人事(海自4名、空自2名)
- 人事発令 令和8年8月3日付け、将補人事(陸自20名、海自7名、空自13名)
- 人事発令 令和8年8月3日付け、将人事(陸自10名、海自6名、空自2名)
- 人事発令 7月30日・31日付け、書記官人事
- 航空システム通信隊(市ヶ谷)勤務の50代2等空曹を懲戒処分 盗撮で停職4月(7月30日)
- 自衛隊サイバー防衛隊員2名を懲戒処分 海外出張での私的観光1時間半で戒告(7月15日)
- 人事発令 令和8年8月3日付け、将人事(陸自10名、海自6名、空自2名)
- 人事発令 令和8年8月3日付け、将補人事(陸自20名、海自7名、空自13名)
- 若年定年の自衛官への給付金支給対象者を拡大、政令を公布(7月3日)
- 人事発令 令和8年7月25日・27日付け、1佐職人事(陸自17名、海自13名、空自20名)
- 人事発令 令和8年7月1日付け、1佐職人事(陸自10名、海自14名、空自11名)
- 人事発令 令和8年7月24日付け、1佐職人事(海自4名、空自2名)
- 人事発令 令和8年7月1日付け、1佐昇任人事(陸自42名、海自31名、空自33名)
- 陸上自衛隊、令和8年5月における逮捕・送致の実績を公開(7月10日)
- JAXAのH3ロケット9号機による「みちびき7号機」打上げ、28日間の予備期間を追加設定(7月8日)

