ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 7月30日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2025-8-4 15:57
防衛省は令和7(2025)年7月30日(水)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新した。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、およそ1週間おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
今回の更新は以下のとおり。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(2025年7月30日時点)
ロシア軍は、クルスク州及びウクライナ東部・南部地域において攻勢やウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続。また、ウクライナ軍もロシア領内への攻撃を継続している模様です。

※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦況など
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍:死者約19.8万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者最大25万人、死傷者95万人以上(CSIS25年6月3日)
:死傷者約100万人(英国防省25年6月12日)
ウクライナ軍:死者4.3万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者最大6~8万人、死傷者約40万人(CSIS25年6月3日)
ウクライナ市民
:死者12,654人以上、負傷者2万9,392人以上(UN25年2月21日)
※CSIS=戦略国際問題研究所
戦況など
・ウクライナ軍総司令官は、前線の状況について、ポクロウスク方面、ドニプロペトロウスク州方面、スーミ州・クルスク州方面、リマン方面などが最も戦闘が激しい旨表明(7月25日)
・ウクライナ軍は、スーミ州キンドラティウカを奪還したと発表(7月27日)
・ロシア国防省は、26日にドニプロペトロウスク州マリイウカを解放したと発表
・ロシア国防省は、7月11日にドネツク州ゼレナ・ドリナ、13日に同州ミコライウカ、同州ミルネ、16日に同州ノヴォハツケ、17日に同州ポピウ・ヤール、ザポリッジャ州カミャンスケ、26日にドネツク州ゼレニー・ハイ、28日に同州ボイキウカを解
放したと発表
・国連のウクライナ人権監視団は、6月のロシア軍によるウクライナ各地への攻撃で民間人232人が死亡、1,343人が負傷し、これは民間人の1か月の死傷者として、22年の侵略開始以来最も多いと言及(7月10日)
・ウクライナ空軍は、ロシアが、7月12日に無人機×597機、ミサイル×26発、15日に無人機×267機、16日に無人機×400機、ミサイル×1発、19日に無人機×344機、ミサイル×35発、21日に無人機×426機、ミサイル×24発、28日に無人機×208機、ミサイル×27発でウクライナを攻撃したと発表
・ロシア国防省は、ウクライナ無人機について、7月11日に155機、17日に122機、18日に73機、20日に93機、21日に74機を迎撃・撃墜したと発表
・ウクライナ空軍は、22日の飛行任務中に、「ミラージュ‐2000」戦闘機で故障が発生し、パイロットが脱出したと報告(7月22日)
・トランプ大統領は、NATOのルッテ事務総長と会談し、NATO経由で「ペトリオット」防空システムを含む追加の兵器をウクライナに供与するほか、50日以内に停戦が成立しない場合、対ロシア制裁を課す旨表明。28日、同大統領は、待つ理由がないとして、同日から10~12日の新たな期限を設定すると発言(7月14日、28日)
・ルッテNATO事務総長は、欧州諸国はウクライナに供給するために武器を米国から購入するとし、ウクライナは防空システムのみならず、ミサイルや弾薬など大量の軍事装備を得ることができるだろう旨発言(7月15日)
・ゼレンスキー大統領は、ウクライナ兵士の使用する武器の約40%が国産であり、6か月以内に50%以上となるはずであると発言(7月17日)
・トルコにおいて、第3回ロシア・ウクライナ高官協議が実施され、双方はさらなる捕虜交換に合意(7月23日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
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