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自衛隊が大規模地震時医療活動訓練に参加へ(9月5~6日)

  • 日本の防衛

2025-9-2 12:01

 防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年8月29日(金)15時00分、令和7年度大規模地震時医療活動訓練(令和7年9月5日~6日)への参加について以下のように発表した。

令和7年度大規模地震時医療活動訓練への参加について

 自衛隊は、下記のとおり、令和7年度大規模地震時医療活動訓練に参加します。
 本訓練に参加することにより、災害対処の更なる実効性の向上を図り、国民の安心・安全に寄与して参ります。

1 目的

 内閣府の訓練計画を受け、地方公共団体が計画・実施する日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震を想定した大規模地震時医療活動訓練に参加し、国内の大規模地震発生時の対処に必要な自衛隊の統合運用能力の向上を図る。

2 主要訓練項目

(1) 地域医療活動
 ア 県災害対策本部会議との連携
  同会議への連絡幹部派遣
 イ 地域医療搬送
  車両及び航空機による患者、要介護者等の搬送
 ウ 基地等における施設等の提供
  被災地内航空搬送拠点臨時医療施設の開設及び自衛隊病院の活用

(2) DMAT(災害派遣医療チーム)に対する輸送支援
 DMAT隊員の空路輸送及び陸路輸送

(3) 広域医療搬送
 被災地内及び被災地外航空搬送拠点臨時医療施設の開設支援

3 時期

 令和7年9月5日(金)~同年9月6日(土)

4 場所

 北海道、青森県、岩手県、宮城県及び石川県内における内閣府及び関係地方公共団体が定める地域、同周辺空域並びにこれらを結ぶ経路

5 参加部隊等

(1)統合幕僚監部及び統合作戦司令部
 人員約10名
(2)陸上自衛隊:陸上総隊、北部方面隊、東北方面隊
 人員約250名、航空機4機、車両20両
(3)航空自衛隊:航空総隊、航空支援集団、航空教育集団
 人員約10名、航空機1機

(以上)

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