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スタンド・オフ防衛能力の研究進展 滑空弾の飛翔を確認と防衛省が公表

  • 日本の防衛

2025-9-2 12:02

 防衛省は令和7(2025)年8月29日(金)17時、スタンド・オフ防衛能力に関する事業の進捗状況について以下のように発表した。

スタンド・オフ防衛能力に関する事業の進捗状況について

 防衛省・自衛隊は、我が国への侵攻部隊を早期・遠方で阻止・排除するため、スタンド・オフ防衛能力を強化することとしています。
 この能力を早期に構築するため、国産スタンド・オフ・ミサイルの早期取得に向けた取組を進めているところです。
 今般、国産スタンド・オフ・ミサイルのうち、島嶼防衛用高速滑空弾について、以下のとおりの最終発射試験(第2次発射試験)を行い、滑空して飛しょうを確認する等、研究開発の完了に目途を得られました。
 島嶼防衛用高速滑空弾は本年度中に研究を完了する計画であり、引き続きスタンド・オフ防衛能力の早期構築に向けて取り組んでまいります。

1 目的

 島嶼防衛用高速滑空弾の研究に必要なデータの取得

2 第2次発射試験日

(1) 第1回発射 令和7年 6月28日(土)(日本時間)
(2) 第2回発射 令和7年 7月12日(土)(日本時間)
(3) 第3回発射 令和7年 7月19日(土)(日本時間)
(4) 第4回発射 令和7年 8月 2日(土)(日本時間)
(5) 第5回発射 令和7年 8月16日(土)(日本時間)

3 試験場所

 米国(カリフォルニア州)

(参考)島嶼防衛用高速滑空弾の研究・量産

 島嶼防衛用高速滑空弾について、研究を進めるとともに、部隊配備を可能な限り
早期に実現するため、令和5年度より量産に着手しています。

資料出典:防衛装備庁

備考:部隊配備開始時期は、令和7年度

発射試験の写真 写真:防衛省
発射試験の写真 写真:防衛省

(以上)

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