日本の防衛と安全保障の今を伝える
[Jディフェンスニュース]

site search

menu

Jディフェンスニュース

バイデン米大統領、イスラエルとハマスの停戦合意を発表(1月15日)

  • その他

2025-1-17 13:55

 アメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領は、現地時間で2025年1月15日(水)、イスラエルとイスラム組織ハマスが、パレスチナ・ガザ地区での停戦と人質解放について合意したという声明を発表した。
 以下に、ホワイトハウスの公式サイトが1月15日に掲載した、バイデン大統領による最初の声明を邦訳して転載する。なお、この文書で合意内容の詳細については触れられていない。その後のことも含めて、各社報道などでご確認いただきたい。

2025年1月15日 ジョー・バイデン大統領の声明

 本日、数ヶ月にわたって米国がエジプトおよびカタールとともに進めてきた集中外交の結果、イスラエルとハマスは停戦と人質交換の合意に達しました。この合意によりガザでの戦闘は停止し、パレスチナ市民が必要としている人道支援が行われるようになり、15か月以上拘束されていた人質が家族のもとに帰還します。

 私は2024年5月31日にこの計画の具体的な輪郭を提示し、その後、国連安全保障理事会によって全会一致で承認されました。この結果は、ハマスが非常に厳しい状況に置かれていることや、レバノンでの停戦およびイランの弱体化による地域情勢の変化だけでなく、粘り強く骨の折れる米国の外交努力によるものです。私の外交は、これを成し遂げるための努力を絶やすことはありませんでした。

 私たちはこのニュースを歓迎する一方で、10月7日のハマスの攻撃で愛する人を殺されたすべての家族と、その後の戦闘で殺された多くの罪のない人々のことを忘れません。戦闘を終わらせ、平和と安全を築くための取り組みを開始すべき時期はとうに過ぎています。私は彼の地にあるアメリカ人家族のことも考えています──3家族は人質としてガザにあり、4家族は想像しうる最も恐ろしい経験を経た遺体の帰りを待っています。この合意のもと、私たちは彼ら全員を帰国させる決意です。

 近いうちにより詳しくお話しします。今のところ、人質にされていた人たちが家族のもとに帰れることを心から嬉しく思います。

(以上)

Ranking読まれている記事
  • 24時間
  • 1週間
  • 1ヶ月
bnrname
bnrname

pagetop