米軍の訓練移転、10月21日から千歳、小松、築城など国内各基地へ
- 防衛省関連
2024-9-30 10:30
防衛省は令和6(2024)年9月26日(木)15時10分、米軍再編に係る国内各基地等への3件の訓練移転について以下のように公表した。
内容は以下の通り。
米軍再編に係る三沢飛行場から千歳基地等への訓練移転について
米軍再編に係る三沢飛行場から千歳基地等への訓練移転(日米共同訓練)を下記のとおり実施しますので、お知らせします。
今般の訓練移転は148回目~150回目です。
国内への訓練移転は、平成18年5月の「再編の実施のための日米ロードマップ」に基づき、二国間の相互運用性の向上と米軍飛行場における訓練活動の影響の軽減のために行われるものです。
1 三沢飛行場から千歳基地への訓練移転
(1)訓練期間:令和6年10月21日(月)~11月1日(金)
※訓練期間の前後に、訓練参加機及び人員・物資の輸送機の展開・撤収が行われる予定
(2)使用基地:航空自衛隊千歳基地
(3)使用空域:北海道西方空域、三沢東方空域
(4)訓練内容:戦闘機戦闘訓練等
(5)参加部隊:(米軍)第35戦闘航空団(三沢)、(自衛隊)第2航空団(千歳)
(6)参加規模:タイプⅡ
(米軍)F-16×12機程度、人員180名程度
(自衛隊)F-15×12機程度
2 岩国飛行場から小松基地への訓練移転
(1)訓練期間:令和6年10月28日(月)~11月1日(金)
※訓練期間の前後に、訓練参加機及び人員・物資の輸送機の展開・撤収が行われる予定
(2)使用基地:航空自衛隊小松基地
(3)使用空域:石川沖空域、北海道西方空域、三沢東方空域及び四国沖空域
(4)訓練内容:戦闘機戦闘訓練等
(5)参加部隊:(米軍)第12海兵航空群(岩国)、(自衛隊)第6航空団(小松)
(6)参加規模:タイプⅡ
(米軍)FA-18×6機程度、人員80名程度
(自衛隊)F-15×8機程度
3 嘉手納飛行場から築城基地への訓練移転
(1)訓練期間:令和6年10月21日(月)~11月1日(金)
※訓練期間の前後に、訓練参加機及び人員・物資の輸送機の展開・撤収が行われる予定
(2)使用基地:航空自衛隊築城基地
(3)使用空域:山口沖空域、九州西方空域、四国沖空域
(4)訓練内容:戦闘機戦闘訓練等
(5)参加部隊:(米軍)第18航空団(嘉手納)、(自衛隊)第8航空団(築城)
(6)参加規模:タイプⅡ
(米軍)F-16×10機程度、人員180名程度
(自衛隊)F-2×8機程度
※本内容については、今後、変更される場合があります。
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 第43回危険業務従事者叙勲 防衛省関係771名の受章者を発表(10月12日)
- 新設部隊「自衛隊海上輸送群(仮称)」に配備予定の小型級船舶の命名式・進水式を10月29日に予定
- 人事発令 8月1日付け、1佐職人事(陸自191名、海自56名、空自34名)
- 日米共同統合演習「キーンソード25」10月23日から実施予定
- 人事発令 8月2日付け、将補人事(陸自14名、海自12名、空自12名)