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中谷防衛大臣とオースティン米国防長官が、日米防衛相会談を実施(11月17日)

  • 日本の防衛

2024-11-20 10:00

 防衛省は令和6(2024)年11月17日(日)19時15分(日本時間)、日米防衛相会談の概要について以下のように公表した。

日米防衛相会談の概要

 令和6年11月17日17時05分(現地時間)から約30分間、中谷防衛大臣とオースティン米国防長官は、ダーウィンにおいて防衛相会談を行ったところ、概要次のとおり。

 両閣僚は、日米の指揮・統制枠組の向上、南西地域における日米の共同プレゼンスの拡大、宇宙協力、防衛装備・技術協力を含め、あらゆる分野で引き続き協力を強化し、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことを確認した。

 両閣僚は、本年12月の在日米宇宙軍の新編を歓迎するとともに、極超音速滑空体(HGV)等の対処のための地球低軌道コンステレーションの協力を含め、日米の宇宙領域の協力を一層深化させていくことで一致した。

 両閣僚は、日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)の進展を歓迎するとともに、その重要性を改めて強調し、同盟の抑止力・対処力の強化に資する互恵的な防衛産業協力を推進していくことを改めて確認した。

 両閣僚は、自由で開かれたインド太平洋という共通のビジョンを実現するため、今般防衛相会談を実施した日米豪をはじめとする地域のパートナーを含めた多国間協力を一層強化していくことを確認した。

 両閣僚は、普天間飛行場の可能な限り早期の全面返還に向けた辺野古における普天間飛行場代替施設の建設を含め、「沖縄統合計画」に基づく米軍再編計画を着実に進展させていくことを改めて確認した。また、年内に開始される在沖縄海兵隊要員のグアムへの移転について引き続き緊密に連携していくことで一致した。

(以上)

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