中谷防衛大臣、豪州を訪問し、日米豪防衛相会談や関連行事などを実施(11月17日)
- 日本の防衛
2024-11-20 09:30
防衛省は令和6(2024)年11月17日(日)20時50分(日本時間)、中谷防衛大臣の豪州訪問(概要)について以下のように公表した。
中谷防衛大臣の豪州訪問(概要)
令和6年11月17日(日)、豪州訪問中の中谷防衛大臣は、日米豪防衛相会談等を実施したところ、訪問の概要は以下のとおり。
日米豪防衛相会談及び関連行事
中谷大臣は、17日(日)午前10時30分(現地時間)から約75分間、クナワラ豪海軍基地において、マールズ豪州副首相兼国防大臣及びオースティン米国国防長官とともに日米豪防衛相会談を行った。(共同声明は別添1)
また、中谷大臣、オースティン長官及びマールズ副首相兼国防大臣は、ダーウィン市内の戦没者慰霊碑を訪問し、同慰霊碑において献花・黙祷を行うとともに、クナワラ豪海軍基地及びダーウィン豪空軍基地を視察した。
日豪防衛相会談
中谷大臣は、同日午後3時15分から約30分間、クナワラ豪海軍基地において、マールズ副首相兼国防大臣と日豪防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり。
(1)マールズ副首相兼国防大臣から改めて就任の祝意が示され、中谷大臣から感謝の意を示した。また、中谷大臣から、日豪は不可欠なパートナーシップであり、関係を更なる高みに引き揚げるべく、マールズ副首相兼国防大臣としっかり連携したい旨述べた。
(2)両大臣は、日米豪防衛相会談に続き、運用協力・共同訓練の深化について議論し、日豪円滑化協定(RAA)も活用し、更に複雑かつ高度な運用協力・共同訓練を行っていくことで一致した。また、本年9月の日豪「2+2」で示されたように、力による一方的な現状変更を抑止するための深化した二国間の運用協力を進めることで一致した。更に、両大臣は、間もなく統合幕僚監部から豪国防軍統合作戦本部への連絡官派遣を開始することを歓迎するとともに、今後、日豪の統合司令部間の連携を強化していくことを確認した。
(3)両大臣は、「安全保障協力に関する日豪共同宣言」に基づき、強化された運用面の協力の範囲、目的及び形態に関する議論が進展していることを歓迎した。
(4)両大臣は、日本のスタンド・オフ防衛能力を活用した反撃能力と豪州の長距離打撃力の協力や、新たに立ち上げる審議官級の装備当局間協議を通じた防衛装備・産業協力など、日豪防衛協力を更に推進していくことで一致した。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 日豪加新4カ国が東シナ海で共同訓練 海自「まや」など参加し連携強化(11月14日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年10月の活動状況
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 海自、フィジー 海軍と共同訓練を実施(11月3~7日)
- 陸自UH-1J多用途ヘリにレーザー照射 徳島県住宅地上空で発生 乗員・航空機に被害なし・警察に通報(11月11日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)









