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日米豪比韓5か国の防衛相がラオスで初会談、共同発表を実施(11月21日)

  • 日本の防衛

2024-11-25 11:01

 防衛省は令和6(2024)年11月21日(木)20時25分(日本時間)、同日にラオス人民民主共和国のビエンチャンで実施した中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣、ロイド・オースティン米国防長官、パット・コンロイ豪国防産業・能力提供大臣兼国際開発・太平洋大臣、ギルベルト・テオドロ比国防大臣及びキム・ヨンヒョン韓国国防部長官による日米豪比韓防衛相会談の概要及び会談後の共同発表について以下のように公表した。
 なお、中谷防衛大臣は第11回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)に参加するため11月20日~22日までの間、ラオスを訪問している。

日米豪比韓による防衛相会談について

11月21日(木)、拡大ASEAN国防相会議に参加するためラオス人民民主共和国を訪問中の中谷防衛大臣は、ロイド・オースティン米国防長官、パット・コンロイ豪国防産業・能力提供大臣兼国際開発・太平洋大臣、ギルベルト・テオドロ比国防大臣及びキム・ヨンヒョン韓国国防部長官との間で会談を実施しました。日本、米国、豪州、フィリピンに、韓国を加えた5カ国による防衛相会談は今回が初めてです。

閣僚は会談において、地域における共通の課題や協力の拡大について議論し、会談後に共同発表を行いました。

安全保障環境が大変厳しい中において、日米豪、日米豪比、日米比、日米韓の協力を含む同盟国・同志国の連携は地域の平和と安定にとって不可欠です。防衛省としては、今後も様々な機会を活用し、協力を強化してまいります。

日米豪比韓防衛相会談共同発表(2024年11月21日)(仮訳)

令和6年11月21日、ラオス人民民主共和国のビエンチャンにおいて、中谷元防衛大臣、パット・コンロイ豪国防産業大臣、ギルベルト・テオドロ比国防大臣、キム・ヨンヒョン韓国国防部長官及びロイド・オースティン米国防長官との間で初となる会談を実施した。5大臣は、国際法と主権が尊重され、自由で開かれ安全で繁栄したインド太平洋というビジョンを進めるための共通のコミットメントを強調した。

5大臣は、地域の安全と安定を支えるための緊密な多国間協力の重要性を強調し、ASEANの中心性及び一体性並びにASEAN主導の地域的アーキテクチャーの重要性を強調した。5大臣は、5か国の防衛協力の強化が進展したことを強調し、将来の活動に向けて連携するとのコミットメントを再確認した。

(以上)

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