ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 12月2日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2024-12-4 09:00
防衛省は令和6(2024)年12月2日(月)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新した。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、およそ1週間おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
今回の更新はこちらのとおり。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(2024年12月2日時点)
ウクライナ軍が露西部クルスク州における作戦及び露領内への無人機攻撃を継続する一方、露軍は、ウクライナ東部への攻勢及びウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続しつつ、クルスクへの攻勢を強化する模様です。

※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍:死者約18万人(ゼレンスキー大統領24年2月25日)
:死者約20万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
:死傷者64.8万人以上(英国防省24年10月7日)
ウクライナ軍:死者3.1万人(ゼレンスキー大統領24年2月25日)
:死者約8万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
ウクライナ市民:死者10,582人以上、負傷者1万9,875人以上(UN24年2月22日)
戦況など
・英メディアは、ウクライナ参謀本部関係者によれば、ウクライナは、ロシア・クルスク州において、最大1,376㎢を掌握も、現在は約800㎢に縮小したとし、ロシアは現在、同州に5.9万人の兵士を派遣していると報道(11月24日)
・ゼレンスキー大統領は、前線の最も困難な地域は依然としてクラホヴェ方面であるが、ザポリッジャ方面にも注意を要する脅威がある旨言及(11月25日)
・ウクライナ軍作戦・戦略編組部隊「ホルティツァ」報道官は、ハルキウ州クピャンスク市からロシア軍を撃退したと発表。また、ロシア兵士及び装備が渡河しようとしても、ウクライナ軍のFPVドローンや火力手段によって撃滅されると発言(11月26日)
・ロシア国防省は、22日にドネツク州ノヴォドミトリウカ村、26日にハルキウ州コパンキ村、27日にドネツク州ノヴァ・イリンカ村を解放したと発表
ロシア国防省は、21日に英巡航ミサイル「ストームシャドウ」×2発を撃墜したほか、22日に米製地対地ミサイル「ATACMS」×5発、「ストームシャドウ」×2発を撃墜したと発表(10月21日、22日)
・ウクライナメディアは、ウクライナが初めて、クラスター弾を搭載した「ATACMS」で、クルスク州の軍用飛行場を攻撃したと報道。(11月25日)
・ロシア国防省は、ウクライナ軍が23日、ロシア・クルスク州のS-400防空ミサイル師団の所在する地点に「ATACMS」×5発で攻撃し、レーダーに被害が発生としたほか、25日に、同州ハリノ飛行場に「ATACMS」×8発で攻撃を受けインフラ設備が損傷と発表(11月26日)
・ウクライナメディア等は、ロシア軍が、ウクライナ西部のエネルギー関連施設12か所を標的に、無人機及びミサイルによる大規模攻撃を実施し、ウクライナ全土の複数地域が停電と発表(11月28日)
・ウクライナ情報総局副局長は、ロシアが陸上戦力として、クルスク州を含め戦闘に約58万人を投入しているほか、ロシア占領下にあるウクライナ領土にロシア国家親衛隊3.5万人が所在すると発言(11月22日)
・米国防省副報道官は、ウクライナに北朝鮮兵士がいる兆候はないと言及(11月25日)
・米国防省報道官は、1.2万人以上の北朝鮮兵士がロシアに配備と発言(11月26日)
・米国連次席大使は、北朝鮮がロシアに、コンテナ18,000個以上の弾薬及び関連原料、100発以上の弾道ミサイルを移転したとするほか、多数の北朝鮮製170㎜長射程自走砲や240㎜長射程多連装砲が戦闘に導入されつつある旨言及(11月27日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
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