中国海軍艦艇4隻が2日間にわたり、草垣群島(鹿児島県)の南西海域や宮古島の北東海域から太平洋へ航行(レンハイ級、ジャンカイⅡ級、フチ級)
- 日本の防衛
2025-6-9 11:30
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年6月5日(木)19時00分、6月4日~5日の中国海軍艦艇の動向について以下のように発表した。
中国海軍艦艇の動向について
令和7年6月4日(水)午後6時頃、海上自衛隊は、草垣群島(鹿児島県)の南西約50kmの海域において、同海域を南東進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号「102」)及びジャンカイⅡ級フリゲート(艦番号「550」)を確認した。
その後、4日(水)から5日(木)にかけて、これらの艦艇が大隅海峡を東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
また、令和7年6月5日(木)午前1時頃、海上自衛隊は、宮古島(沖縄県)の北東約120kmの海域において、同海域を南東進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート(艦番号「538」)及びフチ級補給艦(艦番号「903」)を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を南進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
防衛省・自衛隊は海上自衛隊第6護衛隊所属「てるづき」(横須賀)、第13護衛隊所属「のしろ」(佐世保)、第3ミサイル艇隊所属「おおたか」(佐世保)及び第1航空群所属「P-1」(鹿屋)により、警戒監視・情報収集を行った。
行動概要

(以上)
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