沖縄県北大東島における台風8号に係る災害派遣(8月3日 最終報)
- 日本の防衛
2025-8-6 11:31
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年8月3日(日)17時30分、沖縄県北大東島における台風8号に係る災害派遣についての最終報を以下のように公表した。
沖縄県北大東島における台風8号に係る災害派遣について
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。
概要
○ 沖縄県島尻郡北大東村では、台風8号の影響による記録的な大雨により、床上浸水及び道路冠水等が発生。
○ 7月29日12時10分、沖縄県知事から陸上自衛隊第15旅団長(那覇・沖縄県)に対し、TEC-FORCE及び資機材等の輸送、冠水地域の排水作業の支援に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。
○ 7月29日19時00分以降、陸上自衛隊第15ヘリコプター隊(那覇・沖縄県)及び航空自衛隊那覇ヘリコプター空輸隊(那覇・沖縄県)が人員輸送等を実施。
○ 7月30日以降、陸上自衛隊第51普通科連隊(那覇・沖縄県)が排水作業の支援を実施。
○ 8月3日13時13分、緊急性の高い地域の排水が完了したことから、沖縄県知事から陸上自衛隊第15旅団長(那覇・沖縄県)に対し、災害派遣撤収要請があり、活動を終了。
自衛隊の主な活動
1 自衛隊の主な活動 【排水実績:13,905㎥、物資輸送:水・食料・簡易トイレ計80箱(約900kg)、資機材輸送:排水ポンプ×5セット、人員輸送:TEC-FORCE×2名】
○ 陸上自衛隊第15ヘリコプター隊(那覇・沖縄県)のLR-2×1機がTEC-FORCE×2名、自衛隊保有の排水ポンプ×5セット及び自衛隊員(操作要員)×2名を輸送。
○ 陸上自衛隊第51普通科連隊(那覇・沖縄県)の隊員が自衛隊保有の排水ポンプにより冠水地域の排水作業を実施。
○ 航空自衛隊那覇ヘリコプター空輸隊(那覇・沖縄県)のCH-47×1機が支援物資(水・食料・簡易トイレ)を輸送。
2 連絡員の派遣 【計3箇所6名】
○ 陸上自衛隊第15旅団司令部(那覇・沖縄県)が沖縄県庁にLO 2名を派遣。
○ 陸上自衛隊第51普通科連隊(那覇・沖縄県)が北大東村役場及び南大東村役場にLO各2名を派遣。
位置関係図

Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将人事(陸自7名、海自5名、空自7名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、指定職(31名)
- 《特集》「もがみ」型護衛艦とは? オーストラリア海軍の新型フリゲートに能力向上型が選定
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、書記官(33名)