大分県大分市佐賀関で大規模火災 陸上自衛隊が災害派遣出動(11月26日、終報)
- 日本の防衛
2025-11-28 11:17
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年11月26日(水)20時40分、大分県大分市佐賀関における大規模火災に係る災害派遣について以下のように終報を公表した。
大分県大分市佐賀関における大規模火災に係る災害派遣について
※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。
概要
○ 令和7年11月18日(火)、大分県大分市佐賀関において火災が発生。地元消防等による消火活動を実施するも鎮火に至らず、19日(水)09時00分、大分県知事から陸上自衛隊第4師団長(福岡・福岡県)に対し、消火活動及び情報収集に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。
○ 26日(水)19時00分、じ後の対応は自治体で可能となったことから、大分県知事から陸上自衛隊第4師団長に対し災害派遣撤収要請があり、活動を終了。
自衛隊の主な活動
1 航空機の活動(最大6機態勢)【散水実績:延べ114回・約502.5t(11月19日~22日)】
○ 空中消火
・西部方面航空隊(高遊原・熊本県)のCH-47×2機、第4飛行隊(目達原・佐賀県)のUH-1×1機(※)
※空中消火に使用したUH-1は、CH-47活動開始以降、空中統制任務に転用。
○ 空中統制
・第4飛行隊のUH-1×2機
○ 映像伝送
・西部方面航空隊(目達原・佐賀県)のUH-1×2機
2 連絡員の派遣(最大2ヶ所6名)
○ 大分県庁(4名):陸上自衛隊第2特科団(湯布院・大分県)、陸上自衛隊第4飛行隊
○ 大分市役所(2名):陸上自衛隊第41普通科連隊(別府・大分県)及び陸上自衛隊第40普通科連隊(小倉・福岡県)
位置関係図

Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 人事発令 11月21日付け、1佐人事(海自4名)
- 令和7年度の自衛隊統合国外演習を12月10日まで実施 アフリカへの運航慣熟訓練も
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 11月25日付け、1佐人事(海自2名)
- 陸海空自衛隊、令和7年9月における逮捕・送致の実績を公開(11月17日)
- ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 11月19日 防衛省まとめ
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年10月の活動状況
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 11月21日付け、1佐人事(海自4名)
- 令和7年度の自衛隊統合国外演習を12月10日まで実施 アフリカへの運航慣熟訓練も
- アデン湾海賊対処の水上部隊 令和7年10月の活動状況
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)



