ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 12月25日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2025-12-27 18:29
防衛省は令和7(2025)年12月25日(木)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新したので以下に転載する。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、1週間から1か月おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(2025年12月24日時点)
ロシア軍は、ウクライナ東部・南部地域での攻勢やウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続。また、ウクライナ軍も無人機等によるロシア領内への攻撃等を継続している模様です。

※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍
:死者約19.8万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者最大25万人、死傷者95万人以上(CSIS 25年6月3日)
:死傷者約114万人(英国防省25年11月14日)
ウクライナ軍
:死者4.5万人(ゼレンスキー大統領25年2月4日)
:死者最大6~8万人、死傷者約40万人(CSIS 25年6月3日)
ウクライナ市民
:死者1万4,534人、負傷者3万8,472人(UN 25年11月12日)
※CSIS=戦略国際問題研究所
戦況など
・ロシア軍参謀総長は、編組部隊「中央」の主任務はミルノフラードで包囲されたウクライナ軍部隊を掃討することであると言及(12月9日)
・ロシア編組部隊「南」司令官は、プーチン大統領に、ドネツク州シヴェルスクを制圧し、それによりスラビャンスク方面への前進条件を整えたと報告(12月11日)
・ウクライナ軍総司令官は、衝突回数が300件を超える日もあり、これは侵略開始後最多であると言及(12月13日)
・ウクライナ総司令官は、ハルキウ州クピャンスク市からロシア軍を撃退することに成功し、同市の約9割を掌握していると表明(12月17日)
・ロシア国防省は、11月21日ザポリッジャ州ヴェセレ、28日にザポリッジャ州ザティシュシャ、12月2日にザポリッジャ州ゼレニー・ハイ、12月5日にハルキウ州ヴォウチャンスク、12日にドネツク州シヴェルスクを解放したと発表
•ウクライナ空軍は、ロシアが攻撃型無人機×465機、弾道ミサイル「キンジャル」や「イスカンデルM/KN-23」、巡航ミサイル「カリブル」などミサイル×30発で重要インフラを攻撃と発表。ゼレンスキー大統領は、オデーサ州などウクライナ各地で数千人が停電下にある旨言及(12月13日)
・ウクライナ保安庁は、無人潜水艇「サブ・シーベイビー」により、ノヴォロシースク湾においてロシアキロ改級潜水艦「ワルシャヴャンカ」を爆破し、重大な損傷を与えた旨発表。ロシア国防省は被害について否定(12月15日)
・ウクライナ保安庁は、無人機により、クリミア半島のベリベク軍事飛行場においてロシア戦闘機「Su-27」×2機を損傷させたと表明(12月20日)
・ゼレンスキー大統領は、イェルマーク大統領府長官を解任。同日、ウクライナ汚職対策機関は、同大統領府長官を家宅捜索したと発表(11月28日)
・EU首脳会議は、2026~2027年にかけてウクライナに900億ユーロの融資を実施することで合意(12月19日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
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