陸上自衛隊、多用途UAVの導入検討に当たって情報提供を募集(1月30日)
- 日本の防衛
2026-2-3 09:50
防衛省 陸上幕僚監部は令和8(2026)年1月30日(金)、公式サイトの調達情報ページを更新し、装備計画部開発課長が発したRFI公告「多用途UAVに関する情報提供依頼について」を掲載した。「多用途UAV」とは、「我が国上空や我が国周辺の洋上を長時間飛行し、情報収集、警戒監視、攻撃(電子戦含む。)の機能を有するUAV本体及び管制装置等の機材一式」をさす。
情報提供する意思のある企業は令和8年2月4日(水)16時までに「情報提供意思表明書」などを提出し、情報提供書は令和8年3月12日(木)16時までに提出することとなっている。
公表されたRFI公告は以下の通り。
RFI公告 多用途UAVに関する情報提供依頼について
陸上自衛隊では「多用途UAV」の導入を検討しており、その候補となり得る無人機の機能・性能、コスト等に関する情報を収集しております。導入検討及び所要の評価を行うに当たり、下記のとおり情報提供を依頼しますので、ご協力をお願いします。
1 情報提供依頼の目的
「多用途UAV」の導入に向けた検討に当たり、候補となり得る無人機に関連する実績、知見、能力を有する企業から、当該無人機に関する情報を提供していただくことを目的としています。
2 用語の定義
本募集における主な用語の定義は以下のとおり。
(1)UAV
Unmanned Aerial Vehicle の略。航空法に規定される無人航空機または無操縦者航空機をいう。
(2)多用途UAV
我が国上空や我が国周辺の洋上を長時間飛行し、情報収集、警戒監視、攻撃(電子戦含む。)の機能を有するUAV本体及び管制装置等の機材一式をいう。
(3)RFI
Request For Information(情報提供依頼書)の略。将来の装備品等を検討する上で必要な情報を得るために、企業に情報提供を依頼する文書をいう。
(4)情報提供書
RFIに対する回答文書
3 情報提供企業の要件
情報提供企業は、以下の要件(1)及び(2)を満足する企業に限定します。
(1)防衛省が取扱い上の注意を要する文書等の開示について適当と認める企業
(2)以下のア~ウのいずれかを満足する企業
ア 情報提供しようとする装備品等に関する研究、開発、試験等の実績を有する企業
イ 情報提供しようとする装備品等の開発又は製造に関する知識及び技術を有することを証明できる企業
ウ 情報提供しようとする装備品等の日本国内における輸入・販売に関する権利を保有する企業又は権利を獲得できる企業
4 情報提供依頼内容
多用途UAV及びその当該機に装備可能な各種装備品についての情報提供を求めます。
なお、細部内容及び回答様式は「情報提供依頼書(RFI)」で示します。
5 応募要領等
(1)情報提供する意思のある企業は、令和8年2月4日(水)16時までに、「情報提供意思表明書」(別紙第1)、「情報提供依頼書等の保全に関する誓約書」(別紙第2)、「「多用途UAV」に関する説明会参加申込書」(別紙第3)及び「上記3の要件を確認できる書類」を、下記7の担当窓口に電子メールにより提出して下さい。
(2)要件を満たすことが確認できた企業に対し、担当窓口からその旨を連絡し、説明会を実施した後にRFIを手交します。
(3)手交されたRFIに関する質問は、令和8年3月5日(木)16時までに、担当窓口への電子メールにより提出して下さい。
なお、企業間の情報格差が生じることを防ぐため、質問及び回答については、質問企業が特定されない形式でRFI手交後の全企業に提示します。
(4)情報提供書の提出期限は、令和8年3月12日(木)16時とします。
6 説明会
(1)日時
令和8年2月5日(木)9時00分~10時00分
(2)場所
防衛省厚生棟地下1階 多目的ホール
(3)参加人数
1社当たり最大3名
7 担当窓口等
担当窓口:防衛省陸上幕僚監部装備計画部開発課 技術管理係
8 情報保全等
別紙第2に示す誓約事項のほか、次のとおり。
(1)RFI、質疑応答等において知り得た情報について
ア 本RFIには防衛省の定める保護すべき情報が含まれるため、その取り扱いは貴社が担当窓口に提出した「情報提供依頼書等の保全に関する誓約書」の規定に基づいて取り扱うものとします。
イ 本RFI、質疑応答又は説明会等において知り得た情報は、貴社が担当窓口に提出した「情報提供依頼書等の保全に関する誓約書」の規定に従い、直接関係のない部署及び第三者へ漏えいしてはなりません。
(2)RFIへの回答について
ア 情報提供書は、行政機関の保有する情報として扱い、行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成11年法律第42号)による開示請求があった場合は、陸上自衛隊が開示することを制限した内容を除き、開示することを前提とします。
イ 情報提供書のうち、貴社が防衛省以外への開示制限を希望する情報については、情報提供時に具体的内容及び理由を明記(様式適宜)し、提出して下さい。
なお、貴社が開示制限を希望する情報については、防衛省における本検討目的にのみ使用し、貴社の許可なく第三者へ開示することはありません。
9 その他
(1)本RFIの実施が将来における事業の実施及び調達を約束するものではありません。
(2)本RFIの回答が本事業の契約業者選定に影響を与えるものではありません。
(3)貴社が提出した情報提供書については、返却いたしません。
(4)本RFIへの回答に要した費用は貴社の負担とします。
(5)情報提供書を提出する前に辞退する旨を申し出る場合は、辞退理由を明記した辞退書(様式適宜)を提出のうえ、本RFIの返却及びデータの消去を行うものとします。
(6)本RFIで使用する日時は、日本時間(UTC+9)とします。
(7)本RFIの回答及び質問において使用する言語は日本語とします。
なお、固有名詞、略語等については、アルファベット表記も可能とします。
(8)「情報提供意思表明書」(別紙第1)及び「情報提供依頼書等の保全に関する誓約書」(別紙第2)を提出する際は、貴社が提出したものが真正であることを確認できる措置を講じて下さい。
(以上。以下に情報提供意思表明書(別紙第1)、情報提供依頼書等の保全に関する誓約書(別紙第2)、「多用途UAV」に関する説明会参加申込書(別紙第3)が続くが、ここでは省略する)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 中国海軍艦4隻が沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進(1月27~28日、ジャンカイⅡ級、ルーヤンⅡ級、ルーヤンⅢ級、フチ級)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 2等海曹の懲戒処分を発表 部外書店において3日間で書籍27冊を窃取(1月29日)
- 海上幕僚長が記者会見 インド太平洋海軍大学セミナー実施を発表、原潜や情報作戦集団にも言及(1月27日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- スカパーJSAT、防衛省の衛星コンステ事業受託のため 新会社「トライサット・コンステレーション」を設立(1月26日)
- 日米共同統合演習(指揮所演習)、1月29日から実施予定
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 海上幕僚長が記者会見 インド太平洋海軍大学セミナー実施を発表、原潜や情報作戦集団にも言及(1月27日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年12月の活動状況
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 《特集》ジェット戦闘機の「世代」とは? ──ステルス機は第5世代、今後現れる第6世代
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 人事発令 令和8年1月1日付け、1佐昇任人事(陸自47名、海自13名、空自17名)
- 防衛省職員の給与・手当を改正する政令を公布(12月24日)
- 《ニュース解説》自衛隊ヘリの “巨大バケツ” 火災の森に撒く水は1度に数トン
- 統合・陸上・海上・航空の4幕長が年頭の挨拶(2026年1月1日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③

