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高市総理とスターマー英国首相が会談 防衛協力を強化、戦略的サイバー・パートナーシップについて声明(1月31日)

  • 日本の防衛

2026-2-3 09:12

 外務省は令和8(2026)年1月31日(土)、日英首脳会談とワーキング・ディナーを実施したことについて以下のように公表した。

日英首脳会談及びワーキング・ディナー

写真:首相官邸
写真:首相官邸
写真:首相官邸

 1月31日、午後7時45分から約20分間、高市早苗(たかいち・さなえ)内閣総理大臣は、訪日中のキア・スターマー英国首相(The Rt Hon Keir Starmer, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と会談を行うとともに、ワーキング・ディナー及び共同記者発表を行ったところ、概要は以下のとおりです。
 この機会を捉え、「日英戦略的サイバー・パートナーシップ」に関する共同声明を発出しました。

1 冒頭発言

 冒頭、高市総理大臣から、スターマー首相の初めての訪日を歓迎するとともに、グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)や、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)での連携等、安全保障面及び経済面での具体的協力に言及し、「強化されたグローバルな戦略的パートナー」である日英の協力は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障の不可分性を象徴している旨述べました。これに対し、スターマー首相から、両国間の協力はあらゆる分野において大きく進展しており、高市総理と共に両国関係を一層強化していきたい旨の発言がありました。また、スターマー首相は高市総理を英首相公式別荘(「チェッカーズ」)に招待したいと述べました。

2 二国間関係

(1)首脳は、日英間の協力の具体的な進展を踏まえ、両国の協力を更なる高みに引き上げることで一致しました。特に、産業戦略パートナーシップ及び経済安全保障パートナーシップを踏まえ、包括的な分野で具体的な協力を進めることを確認しました。

(2)両首脳は、サイバー安全保障に関する両国の協力関係を「戦略的サイバー・パートナーシップ」に格上げし、協力を強化していくことで一致しました。

(3)両首脳は、GCAPの下、次期戦闘機の共同開発を加速することで一致したほか、外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を本年中に開催することで一致しました。

(4)両首脳は、重要鉱物の途絶に対する国際社会の懸念が高まる中、重要鉱物を含むサプライチェーン強靱化のために同志国全体で連携していくことが急務であるとの見解で一致しました。

(5)両首脳は、科学技術も有望な協力分野であることを確認し、日英科学技術協力合同委員会を3年ぶりに開催すること、また、新たに宇宙協議を立ち上げることで一致しました。さらに、洋上風力や原子力などエネルギー・脱炭素化分野での連携を強化しつつ、デジタル・パートナーシップに基づき、Beyond 5G/6Gに関する共同研究を推進していくことを確認しました。

3 地域情勢

(1)首脳は中国、北朝鮮を含むインド太平洋情勢について意見交換し、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向け日英協力を強化することを確認しました。

(2)ウクライナ情勢について、両首脳は、ウクライナ支援を推進していくとともに、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和の実現に向けて連携していくことで一致しました。

(3)中東情勢について、両首脳は、ガザの早期の安定化や復興の重要性及び「二国家解決」へのコミットメントを共有しました。

(4)両首脳は、法の支配に基づく国際秩序の重要性について認識を共有し、国際場裡での協力を一層強化していくことで一致しました。

(参考)
 「日英戦略的サイバー・パートナーシップ」に関する声明(英文(PDF)和文仮訳(PDF)

(以上)

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