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三菱重工、無人機に搭載する日本製ミッション・オートノミーの飛行実証に成功 米Shield AI社と協業(3月17日)

  • 日本の防衛

2026-3-23 10:45

 三菱重工は令和8(2026)年3月17日(火)、無人機に搭載するAI(ミッション・オートノミー)の開発において、米国Shield AI Inc.提供のAI開発環境「Hivemind Enterprise」を活用した飛行実証に成功したことを公表した。

無人機に搭載するミッション・オートノミーの開発で飛行実証に成功 米国Shield AI社と協業して、AI開発環境「Hivemind Enterprise」を活用(3月17日)

AI開発、実機搭載、飛行までの一連のステップをわずか8週間で完了
Shield AI社との連携を強化、日本製ミッション・オートノミーの開発加速へ

 三菱重工業は、無人機に搭載するAI(ミッション・オートノミー)の開発において、米国Shield AI Inc.(以下、SAI社)が提供するAI開発環境「Hivemind Enterprise」を活用した飛行実証を行い、成功しました。AI開発から実機搭載、飛行までの一連のステップをわずか8週間で完了しています。

 これまでの開発では、複数のオープンソースプロダクトを活用し、自社でコーディングやAI学習、シミュレーション評価、Hardware In The Loop(HIL)試験 (注) を実施する環境を構築・維持してきたため、多大な労力を必要としていました。一方、今回の開発では、Hivemind Enterpriseを活用することで、ミッション・オートノミーの開発により注力できるようになりました。

 今回飛行実証したミッション・オートノミーの開発は2025年9月に開始し、11月7日に茨城県稲敷郡のテストフィールド、12月18日に群馬県太田市のテストフィールドで飛行実証を実施しました。具体的には、事前のAI学習、シミュレーション評価、HIL試験を経てAIが完成し、このAIを搭載した無人機「ARMD(Affordable Rapid-prototyping Mitsubishi-Drone initiative)」が大空を飛行、実証に成功しています。

 ミッション・オートノミーは、日本の無人機運用を決定づける重要な技術であり、国産化が不可欠だと当社は考えています。そのため、今回の日本製ミッション・オートノミーの短期間での開発を手始めに、当社とSAI社は連携を強化し、ミッション・オートノミーの開発を一層加速していきます。

 三菱重工は、無人機によるさまざまな課題解決に最新のAI技術を活用して取り組むことで、安全・安心・快適な社会の実現に貢献していきます。

(注)実機に搭載するハードウェアで動作を検証する方法。

群馬県太田市のテストフィールドで2025年12月18日に実施した飛行実証(提供:Shield AI Inc.) 出典:三菱重工

【ARMDの仕様】
・機体寸法:全長2.5m、主翼幅2.5m
・機体重量(離陸重量):20kg
・動力:エンジン

(a) ARMD-01(1号機) 写真:三菱重工
(b) ARMD-02(2号機) 写真:三菱重工

(以上)

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