第8回 防衛力変革推進本部を開催、認知戦・情報関連機能・防衛と経済の好循環など議論(6月9日公表、25日更新)
- 日本の防衛
2026-6-26 12:28
防衛省は令和8(2026)年6月9日(火)、第8回防衛力変革推進本部を開催した。
ウェブサイトでは、開催内容と小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣の冒頭発言が公表された。また、6月25日(木)には関連資料も公表されたので、以下に転載する。
第8回 防衛力変革推進本部
年月日
令和8年6月9日
議題
「認知戦と戦略的コミュニケーション」、「情報関連機能」及び「防衛と経済の好循環」について
大臣冒頭発言
小泉大臣冒頭発言
本日の議題は、①認知戦と戦略的コミュニケーション、②情報関連機能、③防衛と経済の好循環についてです。
まず、認知戦と戦略的コミュニケーションについてです。
防衛力強化の必要性について、正しい理解を持っていただくため、情報発信の強化は欠かすことのできない要素です。
このため、毎週2回という高い頻度で、私、報道官、統幕長、そして陸・海・空の各幕長による記者会見を行っています。防衛省ほど会見を多く、透明性をもって実施している省庁は他にありません。
安居院報道官の下、我が国が国際社会に対して積極的に発信していく、新しい段階に入ったことを頼もしく思います。
次に情報関連機能。
とりわけ、AXの推進は、自衛隊の組織・業務の在り方を変革するための重要な要素です。あらゆる組織にとって人こそ力であり、自衛隊にとっては、人こそ全てです。今後の自衛隊は、今いる人を何よりも大切にする組織でなければなりません。
吉田AX推進チーム長の下、AIを含むデジタル技術を日々の業務に取り入れ、人の業務負担を軽減し、人がやるべき任務については、大切な人に遂行してもらう、この取組を進めて参ります。
最後に、「防衛と経済の好循環」。
経済の成長には、安定した安全保障環境が欠かせず、防衛力を強化することで、我が国経済が成長できる環境を作ることが重要です。
さらに、衛星、通信、GPS、インターネットなど、もともと軍事技術から生まれ、私たちの生活を豊かにしているものは多くあります。特に近年は、最先端の科学技術に関して、民生用と安全保障用の区別が難しくなり、デュアルユースの分野も広がっています。特に、無人機や宇宙・サイバー・AIは、「新しい戦い方」を踏まえた我が国の「新しい守り方」にとって重要であり、我が国の強みを生かせる分野でもあります。
今後、防衛力強化を進めていく中で、
① 防衛力強化のための投資が民生市場での競争力の強化につながり、同時に、
② 民生市場での取組によって高まった生産・技術力が防衛装備品の質と量の向上につながる、
このような「防衛と経済の好循環」の実現を意識する必要があります。
本日も、防衛力の変革に向け、従来の発想にとらわれない活発で率直な議論を期待します。
認知戦と戦略的コミュニケーション/情報関連機能/防衛と経済の好循環













(以上)
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