防衛省報道官が会見 名古屋大学園祭での自衛隊出展中止、宮古島での防衛セミナー開催について(6月19日)
- 日本の防衛
2026-6-23 15:18
令和8(2026)年6月19日(金)16時03分~16時08分、安居院公仁(あぐいん・きみひと)防衛省報道官は、防衛省A棟10階記者会見室において、報道官会見を行った。
報道官からの発表事項はなく、以下のように記者との質疑応答が行われた。
記者との質疑応答
名古屋大学学園祭での自衛隊出展中止について
記者 :
名古屋大学での学園祭で、自衛隊の出展が前日に急遽中止になった件について伺います。
主催者側によりますと、大学の職員組合から自衛隊の宣伝活動などと中止を求める声明が出されたことを受けた判断だということですが、後日大学側が愛知地方協力本部に謝罪をしています。改めて、防衛省として今回の事案の受け止めを伺います。
報道官 :
御指摘の件につきましては、関係者間で、まず丁寧な調整と準備が重ねられてきたにも関わらず、直前で出展が見送られることになり、極めて遺憾であります。それと同時に、重く受け止めております。
今回予定されていた出展については、名大祭実行委員会から依頼をいただき、自衛隊の災害派遣活動の実態について、学生をはじめ来場者の皆様に、直接見て触れていただき、理解を深めていただくことを目的として関係者間で具体的な調整を重ねながら、準備を進めてきたものでございます。また、直前でこのような機会が失われたことは大変残念でございます。とりわけ、現場で準備を担ってきた隊員、それから関係者の努力、そして多くの方々に活動の実情を伝える機会が失われた点については、看過できるものではございません。自衛隊は、日本の防衛のみならず、災害派遣などを通じて国民の命と暮らしを守る重要な役割を担っており、こうした活動について理解を深めていただくことは大変重要であると考えております。また、多様な意見がある中においてこそ、様々な情報や現実に触れる機会が確保されていくことが重要であると考えております。
今般、大学側から謝罪の意が示され、防衛省・自衛隊の活動に御理解をいただいたものと承知しております。引き続き、名古屋大学をはじめ関係者の皆様とも連携しながら丁寧な説明を尽くしつつ、自衛隊の役割や活動について理解を深めていただく取組を進めていきたいというふうに考えております。
宮古島市での防衛セミナー開催について
記者 :
今朝の閣議後会見で、小泉大臣が言及していました宮古島市での防衛セミナー開催について伺います。
宮古島市では3月にも同様のセミナーが開催されたばかりですが、僅か3か月、4か月ですかね7月だから、4か月ほどで再び開催する目的について教えてください。また、過去に同じ自治体で2度開催した事例があったのかという点と、本日この防衛セミナーをやりますと発表した理由についても教えてください。
報道官 :
本日の会見で大臣からお答えしたとおり、宮古島市の住民の代表である宮古島市長から、安全保障環境の変化について、直接市民に情報提供する機会を設けてほしいという御要望をいただいておりました。これを真摯に受け止めまして、防衛省として検討させていただき、宮古島市との所要の調整が整ったことから、7月19日でございますけれども、宮古島市において第32回防衛セミナーを開催することといたしました。
御指摘の3月のセミナーにおいては、島嶼地域における災害の特性、それから自衛隊の災害派遣について御説明したところ、今般のセミナーにおいては、市長から御要望があった安全保障環境の変化などをしっかりと御説明し、宮古島市民の皆様にも御理解を深めていただく機会としたいというふうに考えております。なお、今般のセミナーにつきましては、沖縄防衛局のホームページにおいて本日公表したところでございます。
それから、お尋ねの、過去に同じ自治体で2度開催した事例につきましては、防衛セミナーにつきましては、これまで沖縄県内各地で開催しておりまして、同一の自治体において複数回開催した実績もございます。例えば、那覇市それから嘉手納町におきましては、過去に複数回開催されておりますし、また沖縄県外の自治体においても実績はございます。
防衛省・自衛隊の活動に対しましては、地元の皆様に対する丁寧な説明、それから適切な情報提供にしっかりと努めることが大変重要だというふうに考えておりまして、引き続き、適切に対応させていただきたいというふうに思っております。
記者 :
今日発表したっていう理由は何かありますか。
報道官 :
その点につきましても、先ほど私申し上げたとおり、宮古島市との所要の調整が整ったということで、本日発表することになりました。
(以上)
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