森田空幕長が記者会見 グローバルホーク無人機の通信途絶と日仏訓練について(9月15日)
- 日本の防衛
2026-9-16 18:18
令和8(2026)年9月16日(水)、前日15時20分~15時30分に行われた森田雄博(もりた・たけひろ)航空幕僚長の定例記者会見を公表した。
幕僚長からの発表事項と記者との質疑応答は以下の通り。
1 発表事項等
本日は、私どもの都合で会見が遅れまして、大変申し訳ございません。私から冒頭2点ございます。
1点目につきましては、本日、航空自衛隊三沢基地所属のRQ-4Bグローバルホーク1機が、本日の12時58分に鳥取県沖北約50キロの洋上で通信途絶いたしました。これを受け、防衛大臣から13時29分に当該自衛隊機の状況把握と速やかな捜索の実施、周辺地域の被害状況の確認、関係自治体への迅速な情報提供の3点の指示がありました。現在、航空自衛隊の航空機及び海上自衛隊の艦艇、航空機により、捜索活動を実施中であります。引き続き対応に全力を尽くしてまいります。
第2点目であります。私は、お配りしていますように、9月19日から22日までの間、インドに出張する予定であります。この出張の目的につきましては、インドのジョードプル空軍基地を訪問し、日印共同訓練ヴィーア・ガーディアン26を視察するとともに、インド空軍参謀長シン大将との会談等を通じて、相互理解の進化を図り日印空軍種間の防衛協力、交流を推進することであります。本出張を通じて、インド空軍との信頼関係を一層進化させることに加え、訓練の成果を確認し、連携強化の状況を直接見てまいりたいと考えております。また、私自身が現地で日印での共同記者会見に臨むことで、日印空軍種間の強固な連携を示し、今後のさらなる協力連携の推進につなげたいと考えております。現在の予定は以上であります。
2 質疑応答
3回目となる日仏共同訓練
記者 :
本日から始まる日仏共同訓練についてお伺いします。今回の訓練は、前回までの訓練と比べてどのような点が異なるのか、新しい点があったらお伺いしたいということと、また、この訓練を通じて期待する成果を改めて教えてください。
森田空幕長 :
この訓練につきましては、日仏2国間の戦闘機で実施する共同訓練であります。令和5年7月及び令和6年7月に続き、今回で3回目となります。これまでの編隊航法訓練に加えまして、今回は要撃戦闘訓練及び対戦闘機戦闘訓練を初めて実施する予定であります。この訓練を通じまして、相互理解の深化、部隊の戦術技量の向上及び総合運用性の強化が図られることを期待しております。引き続き、日仏両空軍種の協力関係を一層強化し、地域の平和と安定に向けた取り組みを推進してまいりたいと考えております。
グローバルホークの通信途絶
記者 :
グローバルホークの件なんですが、通信途絶ということで、これは墜落した可能性が高いということでよろしいでしょうか。
森田空幕長 :
あらゆる可能性を含めて、今、捜索活動を実施中であります。
記者 :
分からないということでしょうか。
森田空幕長 :
現在のところは不明であります。
記者 :
冒頭の三沢基地のグローバルホークの通信途絶の件で、空自のいわゆるグローバルホークを含めた無人機が行方不明になるというのは初めてですか。
森田空幕長 :
航空自衛隊の無人機は、現在、グローバルホークを所有しておりますが、このグローバルホークが不明になるのは初めてであります。
記者 :
基本的なことなんですが、グローバルホークでいうと空自は何機保有されていて、何か所に配備しているか分かれば。
森田空幕長 :
3機保有しています。全て三沢基地所属であります。
記者 :
関連して、何をしている最中だったのかっていうのがある程度言える範囲で、例えば訓練中であったとかですね。
森田空幕長 :
本機につきましては、訓練ではありませんでした。すみません、現段階でどの程度お話をできるかについては、調整をさせてください。後ほど回答させていただきます。
記者 :
関連して住宅街や海の上を航行している船などに落ちる可能性も今現在ではあるということでしょうか。
森田空幕長 :
予断を持ってお答えすることは差し控えさせていただきますが、現在、状況としましては、今日の12時58分に鳥取県沖の北約50キロの洋上で通信途絶をしている状況であります。
記者 :
それ以外、落ちているかどうかも含めてまだ分からない。
森田空幕長 :
はい、現在、確認中であります。
記者 :
通信途絶の状況なんですけれども、つまり、三沢基地の方で、基地側から操縦していて、途絶の状況になったことが確認されたという理解でいいんでしょうか。この場合は。
森田空幕長 :
確認をさせていただきます。後ほど回答させていただきます。
記者 :
グローバルホークは、無人航空機なので人は乗っていない。確実に、そこは大丈夫でしょうか。
森田空幕長 :
グローバルホークについては、操縦者は乗っておりません。
記者 :
操縦していた人は三沢基地ということなんでしょうか。
森田空幕長 :
基本的には三沢基地という私の認識なのですが、先ほどのご質問と併せて回答させていただきます。
記者 :
鳥取県沖北50km地点辺りで通信が途絶したということを教えていただきましたけども、操縦していた人はそれまでは、不審なものとかは感じておらず、通信途絶をもって今回行方不明になったということが分かったということなんでしょうか。
森田空幕長 :
現在分かっている限りでは、先ほど申し上げたとおりであります。鳥取県沖北約50kmの洋上で通信途絶をした、そういった状況でありまして、それまでのところも含めまして、現在確認中であります。
記者 :
通信が途絶えたのは公海の上空で、という理解で合っておりますでしょうか。
森田空幕長 :
鳥取県沖北約50kmといったところでありますので、認識としては公海上であります。
記者 :
先ほど訓練中ではなかったというふうに、おっしゃって頂いたんですけれども、ということは、警戒監視であるとか、任務中であるとか、別の言い方はできるのでしょうか。
森田空幕長 :
後ほど詳細についてはお伝えしたいというふうに思います。現段階では先ほど申し上げたとおりであります。
(以上)
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