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海自SH-60K哨戒ヘリ 8416号機及び8443号機の航空事故について(第2報)

  • 防衛省関連

2024-4-21 20:26

 防衛省 海上幕僚監部は、令和6(2024)年4月21日20時、海上自衛隊のSH-60K哨戒ヘリ 8416号機及び8443号機の航空機事故についての第2報を発表した。捜索・事故調査の状況や搭乗員の情報、今後の飛行訓練への影響など、以下5つの事項が発表されている。

1 自衛隊及び海上保安庁が、現場海域にて捜索を実施中

2 搭乗員
・8416号機 機長(3等海佐 松田拓也)、副操縦士1名、航空士2名
・8443号機 機長(3等海佐 板村一輝)、副操縦士1名、航空士2名

3 夜間対潜戦訓練実施中のSH-60K 2機が伊豆諸島鳥島東約150海里にて通信途絶、衝突による墜落の可能性
・護衛艦「すずなみ」が1名収容、その後、死亡を確認
・フライトレコーダー2個を近接した場所で回収
・ブレードを含む機体の一部と思われるものを確認及び回収

4 海上自衛隊のSH-60型回転翼航空機については訓練飛行を見合わせ

5 海上幕僚監部に航空事故調査委員会を設置し、事故調査を開始

回収された機体の一部。右上は4816号機の機首。右下はフライトデータレコーダ。写真:防衛省
回収された機体の一部。左と右下は破断したブレード。右上はエンジンカバー。写真:防衛省
SH-60K哨戒ヘリ(同型の別の機体) 写真:編集部
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