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統幕と自衛艦隊が多国間訓練「MARARA24」に参加予定 輸送艦派遣は初

  • 防衛省関連

2024-5-22 10:09

 防衛省 統合幕僚監部は、令和6(2024)年5月22日10時、ポリネシア駐留仏軍主催HA/DR(人道支援・災害救援)多国間訓練「MARARA24」への参加について発表した。
 自衛隊が同訓練に参加するのは2回目で、1回目は、2022年5月のMARARA22に、統合幕僚監部、海上幕僚監部、陸上総隊から計5名を派遣した。

 今回の発表内容は以下の通り。

「MARARA24」への参加について

 自衛隊は、太平洋島嶼国の平和と安定に向け、パートナー国等と緊密に連携するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に資するため、ポリネシア駐留仏軍が主催する「MARARA24」に参加する。

目的

 ポリネシア駐留仏軍主催HA/DR 多国間訓練「MARARA24」に参加し、国際緊急援助活動における統合運用能力の向上を図るとともに、参加国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図る。

期間

 令和6年5月27日(月)~6月8日(土)

実施場所

 フランス領ポリネシア及び同周辺海域

訓練の概要

 島嶼における人道支援・災害救援活動に関する多国間指揮所訓練及び実動訓練

訓練参加予定国(日本以外)

 フランス、オーストラリア、カナダ、チリ、コロンビア、エクアドル、ドイツ、インドネシア、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、パナマ、ペルー、フィリピン、韓国、サモア、シンガポール、タイ、ツバル、英国、米国、クック諸島(22か国)

参加部隊等(参加隊員数:約230名)

(1)統合幕僚監部
(2)自衛艦隊(輸送艦「くにさき」及びLCAC2隻)

その他

 自衛隊は、令和4年からMARARAに参加しており、今回で2回目の参加。なお、海上自衛隊艦艇の参加は今回が初めて。

MARARA24に参加予定の輸送艦「くにさき」。写真は今年3月の日米共同訓練「アイアン・フィスト」参加時のもの 写真:アメリカ海軍
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