中国軍艦2隻が数日にわたり日本周辺海域を航行(6月28日~7月1日、ルーヤンⅢ級、ジャンカイⅡ級)
- 防衛省関連
2024-7-3 10:11
防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年7月1日(月)18時30分、中国海軍艦艇の動向について以下のように公表した。
中国海軍艦艇の動向について
令和6年6月28日(金)午後6時頃、海上自衛隊は、対馬(長崎県)の南約80kmの海域において、同海域を北東進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「124」)及びジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「538」)の計2隻を確認した。
その後、6月28日(金)から同月29日(土)にかけて、これらの艦艇が対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したことを確認した。
また、令和6年6月30日(日)午後7時頃、海上自衛隊は、大島(北海道松前町)の南約30kmの海域において、同海域を南東進する同艦艇2隻を確認した。
その後、6月30日(日)から7月1日(月)にかけて、これらの艦艇が津軽海峡を東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
なお、これらの艦艇は6月26日(水)に大隅海峡を東進した後、同月27日(木)に同海峡を西進したものと同一である。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第2掃海隊所属「やくしま」(佐世保)、大湊警備隊所属「すおう」(大湊)、第2航空群所属「P-3C」(八戸)及び第4航空群所属「P-1」(厚木)により、警戒監視・情報収集を行った。
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