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ロシア軍艦計5隻が複数回にわたり宗谷海峡を航行(6月28日~6月29日、バルザム級、ステレグシチー級×3、ウダロイⅠ級)

  • 防衛省関連

2024-7-3 10:10

 防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年7月1日(月)18時30分、ロシア海軍艦艇の動向について以下のように公表した。

ロシア海軍艦艇の動向について

 海上自衛隊は、令和6年6月28日(金)午前11時頃、宗谷岬(北海道)の東約90kmの海域において、同海域を北西進するロシア海軍バルザム級情報収集艦1隻(艦番号「80」)を確認した。
 その後、当該艦艇が宗谷海峡を西進したことを確認した。
 なお、当該艦艇は6月13日(木)から同月14日(金)にかけて、宗谷海峡を東進したものと同一である。

 また、海上自衛隊は、令和6年6月28日(金)午後6時頃、宗谷岬(北海道)の北約30kmの海域において、同海域を西進するロシア海軍ステレグシチー級フリゲート1隻(艦番号「343」)を確認した。
 その後、当該艦艇が宗谷海峡を西進したことを確認した。
 なお、当該艦艇は6月15日(土)から同月18日(火)にかけて、宗谷海峡周辺において遊弋した後、東進したものと同一である。

 さらに、海上自衛隊は、令和6年6月29日(土)午前7時頃、宗谷岬(北海道)の北約30kmの海域において、同海域を西進するロシア海軍ステレグシチー級フリゲート2隻(艦番号「335」及び「339」)及びウダロイⅠ級駆逐艦1隻(艦番号「548」)の計3隻を確認した。
 その後、これらの艦艇が宗谷海峡を西進したことを確認した。
 なお、これらの艦艇のうち、ステレグシチー級フリゲート(艦番号「335」)は6月15日(土)から同月18日(火)にかけて、宗谷海峡周辺において遊弋した後、東進したものと、ウダロイⅠ級駆逐艦1隻(艦番号「548」)は6月18日(火)に津軽海峡を東進したものと、それぞれ同一である。

 防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第1ミサイル艇隊所属「くまたか」(余市)及び第2航空群所属「P-3C」(八戸)により、警戒監視・情報収集を行った。

バルザム級情報収集艦(艦番号「80」) 写真:統合幕僚監部
ステレグシチー級フリゲート(艦番号「343」) 写真:統合幕僚監部
ステレグシチー級フリゲート(艦番号「335」) 写真:統合幕僚監部
ステレグシチー級フリゲート(艦番号「339」) 写真:統合幕僚監部
ウダロイⅠ級駆逐艦1隻(艦番号「548」) 写真:統合幕僚監部
ロシア艦の行動概要① 地図:統合幕僚監部
ロシア艦の行動概要② 地図:統合幕僚監部
ロシア艦の行動概要③ 地図:統合幕僚監部
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