中国海軍艦艇計4隻が沖縄の南西海域を航行(7月29日、ルーヤンIII級、ジャンカイII級、レンハイ級、フチ級)
- 防衛省関連
2024-8-1 11:13
防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年7月29日(月)18時30分、中国海軍艦艇の動向について以下のように公表した。
中国海軍艦艇の動向について
令和6年7月29日(月)午前0時頃、海上自衛隊は、与那国島(沖縄県)の南約50kmの海域において、同海域を北西進する中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「124」)及びジャンカイII級フリゲート1隻(艦番号「538」)を確認した。
その後、これらの艦艇が与那国島と台湾との間の海域を北進した後、魚釣島(沖縄県)の西約70kmの海域を北進したことを確認した。
また、令和6年7月29日(月)午前1時頃、海上自衛隊は、宮古島(沖縄県)の東約70kmの海域において、同海域を北進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「102」)及びフチ級補給艦1隻(艦番号「903」)を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。
なお、これらの艦艇のうち、中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「124」)及びジャンカイII級フリゲート1隻(艦番号「538」)は、6月26日(水)に大隅海峡を東進した後、同月27日(木)に同海峡を西進し、同月28日(金)から同月29日(土)にかけて、対馬海峡を北東進した後、同月30日(日)から7月1日(月)にかけて、津軽海峡を東進したものと、中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「102」)及びフチ級補給艦1隻(艦番号「903」)は、6月27日(木)に対馬海峡を北東進した後、7月1日(月)に宗谷海峡を東進したものと、それぞれ同一である。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第8護衛隊所属「きりさめ」(佐世保)及び第1航空群所属「P-1」(鹿屋)により、警戒監視・情報収集を行った。
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