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令和6年能登半島地震における災害派遣 (8月26日までの活動状況)

  • 防衛省関連

2024-8-28 10:00

 防衛省 統合幕僚監部は、令和6(2024)年8月26日(月)16時30分、令和6年能登半島地震に係る災害派遣について、8月19日(火)~8月25日(日)の主な活動などを以下のように公表した。

8月19日(火)~8月25日(日)の主な活動

入浴支援活動

 珠洲市において入浴支援活動を実施
(陸自中部方面後方支援隊、第10後方支援連隊等)

8月19日~25日の災害派遣活動エリア 出典:統幕公表資料
浴場への案内をする隊員(宝立小中学校) 写真:統合幕僚監部

全般

〇令和6年1月1日(月)
 16時10分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7(M7.6、深さ約16km)の地震が発生。
 16時45分、石川県知事から陸上自衛隊第10師団長(守山)に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。

〇1月2日(火)
 10時40分、陸自中部方面総監を長とする統合任務部隊(JTF)を編成。

〇1月4日(木)
 9時00分、富山県知事から陸上自衛隊第10師団長(守山)に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。

〇1月9日(火)
 陸自第10師団長が富山県知事から災害派遣撤収要請を受け、富山県における活動を終了。

〇2月2日(金)
 8時00分、自衛隊は統合任務部隊(JTF)から、地域に密着した陸自中部方面隊を中心とする約1万人の災害派遣態勢に移行。引き続き、被災者に寄り添ったきめ細やかな生活支援活動等を実施中。

 珠洲市の入浴支援については、断水の改善に加え、民間事業者の入浴施設の再開等により、支援ニーズが解消したため、月内で活動を終了し、9月2日(月)に自衛隊は当地から帰還する見込み。

8月25日までの活動実績(延べ)

人命救助:
 救助……約1,040名

衛生支援:
 診療……約670名
 患者輸送……約720名

輸送支援:
 糧食……約4,266,000食
 飲料水……約2,334,000本
 毛布……約19,000枚
 燃料……約234,000リットル等

給食支援……約259,000食
給水支援……約6,400トン
入浴支援……約494,000名
PFI船舶「はくおう」利用者……約2,600名

道路啓開:
 県道1、6、52、57、266、285号及び国道249号等の一部区間

※ 数値等は全て速報値のため、今後変更の可能性あり。

(以上)

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