外務省、第11回包括的核実験禁止条約(CTBT)フレンズ外相会合の開催について公表(9月25日)
- 防衛省関連
2024-9-27 13:10
外務省は令和6(2024)年9月25日(水)、第11回包括的核実験禁止条約(CTBT)フレンズ外相会合について以下のように公表した。
第11回包括的核実験禁止条約(CTBT)フレンズ外相会合
9月25日午前(現地時間24日午後)、米国ニューヨークの国連本部において、第11回包括的核実験禁止条約(CTBT)フレンズ外相会合が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 会合には、共催国であるCTBTフレンズ・メンバー国(日本、豪州、オランダ、ドイツ、カナダ、フィンランド)並びにCTBT発効促進共同調整国であるノルウェーを含め、約50か国が参加しました。
2 議長のペニー・ウォン豪州外務大臣の発言に続いて、中満泉国連事務次長兼軍縮担当上級代表、ロバート・フロイド・CTBTO準備委員会暫定技術事務局長、フレンズ各国、パプアニューギニア、インドネシア、スリランカ、ノルウェーがステートメントを行いました。
3 上川陽子外務大臣のステートメント(代理出席した中村仁威外務省軍縮不拡散・科学部長が代読)では、国際安全保障環境が一層厳しさを増す中にあって、「核兵器のない世界」に向けた現実的かつ実践的な取組を着実に進めていく必要性を強調し、その一環として、CTBTの普遍化と早期発効の実現に向けた取組を一層強化することを訴えました。
4 また、会合の最後に閣僚共同声明が採択されました。
5 我が国は、引き続き、CTBTの早期発効及び検証体制強化に一層貢献していくとともに、CTBTの早期発効を含め、「核兵器のない世界」の実現に向け、現実的かつ実践的な取組を着実に進めていく考えです。
(参考1)CTBTフレンズ
CTBTフレンズは、CTBT発効促進の機運を維持・強化する観点で、2002年に日豪蘭が立ち上げたグループ(メンバー国は日、豪、蘭、加、フィンランド、独)。これまでに計10回、外相会合(※2022年は首脳級(ハイレベル)会合)を開催。
(参考2)別添
- 上川大臣ステートメント 和文(PDF)
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100729816.pdf
- 上川大臣ステートメント 英文(PDF)
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100729817.pdf
- 閣僚共同声明 日本語骨子(PDF)
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100729818.pdf
- 閣僚共同声明 英語原文(PDF)
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100729819.pdf
(以上)
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