中国海軍艦艇4隻とロシア海軍艦艇2隻が沖ノ鳥島北東の海域を航行(10月11日~14日、レンハイ級、ルーヤンⅢ級、ジャンカイⅡ級、フチ級、ウダロイⅠ級)
- 日本の防衛
2024-10-16 12:00
防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年10月14日(月)20時00分、中国及びロシア海軍艦艇の動向について以下のように公表した。
中国及びロシア海軍艦艇の動向について
令和6年10月11日(金)午後5時頃、海上自衛隊は、沖ノ鳥島(東京都)の北東約400kmの海域において、同海域を西進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号「104」)、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(艦番号「117」)、ジャンカイⅡ級フリゲート(艦番号「547」)、フチ級補給艦(艦番号「889」)及びロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦2隻(艦番号「548」及び「564」)の計6隻を確認した。
その後、13日(日)に、当該中国海軍艦艇4隻は沖大東島(沖縄県)の南約130kmの海域を西進し、14日(月)に、沖縄本島の南約370kmの海域を西進したことを確認した。
また、13日(日)に、当該ロシア海軍艦艇2隻は沖大東島の南西約70kmの海域を北西進し、14日(月)に、沖縄本島と宮古島(沖縄県)との間の海域を北西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。
なお、当該中国海軍艦艇4隻は、9月7日(土)から8日(日)にかけて、対馬海峡を北東進した後、同月23日(月)に宗谷海峡を東進したものと同一である。
また、当該ロシア海軍艦艇2隻は、9月23日(月)に宗谷海峡を東進したものと同一である。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第2護衛隊所属「あさひ」(佐世保)、第4護衛隊所属「さざなみ」(呉)、第13護衛隊所属「じんつう」(佐世保)、第15護衛隊所属「おおよど」(大湊)、第1航空群所属「P-1」(鹿屋)、第4航空群所属「P-1」(厚木)、第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。
(以上)
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