外務省、フィリピンへの警戒監視用機材の供与に関する書簡の署名・交換について発表(12月5日)
- 日本の防衛
2024-12-9 11:15
外務省は令和6(2024)年12月5日(木)、同日にフィリピン・マニラで行われたフィリピン共和国に対する警戒監視用機材の供与(令和6年度OSA※案件)に関する書簡の署名・交換について報道発表した。
外務省から発表された内容は以下のとおり。
※OSA=政府安全保障能力強化支援
フィリピン共和国に対する警戒監視用機材の供与(令和6年度OSA案件)に関する書簡の署名・交換
12月5日(現地時間同日)、フィリピン共和国の首都マニラにおいて、遠藤和也駐フィリピン共和国日本国特命全権大使と、エンリケ・マナロ・フィリピン共和国外務大臣(Hon. Enrique A. Manalo, Secretary for Foreign Affairs of the Republic of the Philippines)との間で、16億円を供与額とする、令和6年度OSA(政府安全保障能力強化支援)案件に関する書簡の署名・交換が行われました。
1 フィリピンは、南シナ海やルソン海峡に面したシーレーンの要衝に位置しており、地域の安全保障において重要な存在です。本案件は、フィリピンの海洋安全保障上の能力の強化に向けた支援をフィリピン海軍に対して行うとともに、警戒監視能力の向上に資する支援をフィリピン空軍に対して行うものです。
2 フィリピン海軍に対しては、複合艇、沿岸監視レーダーシステム等を供与し、フィリピンの海洋状況把握(MDA)能力等を向上させることで、地域の安全保障の維持・強化に貢献するとともに、我が国の重要なシーレーンの安全性を高めることにつながり、我が国の安全保障にとっても意義が大きいと考えています。
3 フィリピン空軍に対しては、我が国が初の完成品の防衛装備移転として納入した警戒管制レーダーの関連機材を供与することで、同レーダーの継続的な運用を支援し、フィリピンの警戒監視能力を更に向上させるとともに、我が国とフィリピンとの間の更なる安全保障協力関係の強化につながることが期待されます。
(参考)OSA(政府安全保障能力強化支援)
OSAは、同志国の軍等に対して資機材供与、インフラ整備等を行うための無償資金協力の枠組みです。同志国の安全保障上の能力や抑止力の強化に貢献することにより、我が国との安全保障協力関係の強化、我が国にとって望ましい安全保障環境の創出及び国際的な平和と安全の維持・強化に寄与することを目的としています。
(以上)

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