中谷防衛大臣が記者会見 今後の日韓関係などについて回答(12月6日)
- 日本の防衛
2024-12-9 11:45
令和6年12月6日(金)08時27分~08時32分、中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣は、国会議事堂本館内閣議室前で記者会見を行った。
内容は、以下の通り。
大臣からの発表事項
来週の前半、米国のオースティン国防長官が来日をいたします。オースティン長官の来日は、今年の7月以来でありまして、心より歓迎申し上げます。具体的な日程などの詳細につきましては、現在、日米間で調整中でありますが、私もオースティン長官と意見交換を行う予定であります。
記者との質疑応答
記者 :日韓関係についてお伺いします。韓国のキム・ヨンヒョン国防相が辞任をしましたが、受け止めをお願いします。また、韓国との防衛協力への影響や、大臣の訪韓日程への影響についてもお聞かせください。
あわせて、この件を受けまして、日本側の防衛政策を変更する必要性があるのかどうか、どのようなお考えかお聞かせください。
大臣 :他国の内政につきましてはコメントはいたしませんが、10月にICBM級の弾道ミサイルが発射されました。続いて、先月の11月にもですね複数発の弾道ミサイル、これが北朝鮮から発射されるなど、地域の安全保障環境が厳しさと複雑さ、これを増している中で、日韓、日米韓、この連携がますます重要であるということには変わりがありません。
私も先般、日韓、日米豪比韓、この防衛相会談を行いまして、連携を確認したところであります。
防衛省・自衛隊としては、国際社会の様々な課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国である韓国における今般の動きにつきましては、引き続き特段かつ重大な関心をもって注視をしつつ、こうした日韓、日米韓の連携の重要性を踏まえながら適切に対応してまいります。
私の訪韓につきましては、具体的に決定したものはありませんが、防衛省・自衛隊として、引き続き韓国側と密接に意思疎通を図るということが重要であると考えております。
記者 :今の質問に関連してなんですけれども、韓国については、二国間だけじゃなくて、日米韓ですとか、日米豪比韓など様々なミニラテラルな枠組みを構築して、地域の安全保障の改善に向けて取り組んでおられると思います。
北朝鮮、ロシア、中国といった懸案があるなかで、今回の事態が多国間の枠組みや、インド太平洋地域の安全保障環境にどう影響を与えるか、お考えをお聞かせください。
大臣 :今般の韓国国内の動きについては、その内外への影響を含めまして、特段かつ重大な関心をもって注視をしつつ、日米韓の連携の重要性を踏まえながら適切に対応してまいります。その上で、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面をしている中で、同盟国・同志国間のネットワーク、これを有機的に、重層的に構築をしていくということと、それに加えまして、それを拡大をして、抑止力を強化をしていくということは重要なことであります。
防衛省といたしましては、各国のカウンターパートと密接に意思疎通を図りながら、引き続き同盟国・同志国間との協力・連携を強化をしながら、我が国の平和と安全、さらには地域と国際社会の平和と安定及び繁栄を確保していく考えであります。
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 奄美大島に新たな輸送・補給の拠点を整備へ 九州防衛局が計画を公表(1月18日)
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 森田空幕長が定例会見 太平洋の防衛、F-35Bの運用、略称「空自」の継続など(1月20日)
- 日米共同統合演習(指揮所演習)、1月29日から実施予定
- 防衛装備庁 航空装備研究所「第4回 空戦AIチャレンジ」が終了(1月17日)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 令和7年度第3海兵機動展開部隊との共同訓練(アイアン・フィスト26)を2月11日~3月9日に実施予定
- 人事発令 1月20日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 奄美大島に新たな輸送・補給の拠点を整備へ 九州防衛局が計画を公表(1月18日)
- 《ニュース解説》自衛隊ヘリの “巨大バケツ” 火災の森に撒く水は1度に数トン
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 防衛省職員の給与・手当を改正する政令を公布(12月24日)
- 【講演録】ノースロップ・グラマン 池田有紀美さん「安全保障を志す学生の皆さんへ」
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 《特集》ジェット戦闘機の「世代」とは? ──ステルス機は第5世代、今後現れる第6世代
- 《解説》陸自オスプレイ「可動率40%」の実情を読み解く
- 統合・陸上・海上・航空の4幕長が年頭の挨拶(2026年1月1日)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 《解説》令和8年度防衛予算案──金額は小さいが大量に調達する無人アセット
- 人事発令 令和8年1月1日付け、1佐昇任人事(陸自47名、海自13名、空自17名)

