カナダ空軍、4月下旬から5月中旬に北朝鮮籍船舶の「瀬取り」に対する警戒監視活動を実施予定
- 日本の防衛
2025-4-21 09:00
防衛省は令和7(2025)年4月17日(金)17時00分、北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するカナダ空軍による警戒監視活動について発表した。
発表内容は以下のとおり。
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するカナダによる警戒監視活動について
1 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、カナダ空軍哨戒機「CP-140」が、4月下旬から5月中旬までの間、国連軍地位協定に基づき在日米軍嘉手納飛行場を使用して、平成30年以降13度目となる航空機による警戒監視活動を行う予定です。
2 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
3 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、カナダを含む関係国及び関係国際機関と緊密に協力を行ってまいります。
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 防衛装備庁がAIM-120空対空ミサイル日米共同生産への参画企業を募集(6月13日)
- 空自 新田原基地所属のT-4練習機の墜落事故続報(6月12日、第6報)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 人事発令 3月24日付け、1佐人事(陸自87名、海自81名、空自86名)
- 海将補・1等海佐2名の懲戒処分を発表 共に部隊内の体調不良者への不適切な指導・措置(6月17日)