中国軍艦艇が沖縄本島~宮古島間を北西進して航行(9月13日~16日、ルーヤンIII級2隻、ジャンカイII級1隻、フチ級1隻)
- 日本の防衛
2025-9-19 11:35
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年9月16日(火)19時30分、中国海軍艦艇の9月13日~16日の動向について以下のように発表した。
中国海軍艦艇の動向について
令和7年9月13日(土)午後5時頃、海上自衛隊は、宮古島(沖縄県)の北東約120kmの海域において、同海域を南東進する中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦2隻(艦番号「132」及び「135」)を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
また、14日(日)午後2時頃、海上自衛隊は、宮古島の北東約100kmの海域において、同海域を南東進する中国海軍ジャンカイII級フリゲート(艦番号「577」)及びフチ級補給艦(艦番号「890」)を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
さらに、16日(火)午前7時頃、海上自衛隊は、宮古島の北東約110kmの海域において、同海域を北進する中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号「135」)を確認した。
その後、当該艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第11護衛隊所属「あまぎり」(横須賀)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。

(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 《レポート》それは“動く英国大使館” ──空母「プリンス・オブ・ウェールズ」の東京寄港
- “防衛力の抜本的強化” 実現へ向け 有識者会議が6つの提言(9月19日)
- 令和7年度自衛隊音楽まつり、応募受付を開始
- 陸自「装輪装甲車(人員輸送型)AMV」量産初号機が出荷 今年度から部隊配備へ
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論