ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 11月19日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2025-11-27 10:45
防衛省は令和7(2025)年11月25日(金)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新した。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、およそ1週間おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
今回の更新は以下のとおり。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(2025年11月19日時点)
ロシア軍は、ウクライナ東部・南部地域での攻勢やウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続。また、ウクライナ軍も無人機等によるロシア領内への攻撃等を継続している模様です。

※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍
:死者約19.8万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者最大25万人、死傷者95万人以上(CSIS25年6月3日)
:死傷者約114万人(英国防省25年11月14日)
ウクライナ軍
:死者4.5万人(ゼレンスキー大統領25年2月4日)
:死者最大6~8万人、死傷者約40万人(CSIS25年6月3日)
ウクライナ市民
:死者1万4,534人、負傷者3万8,472人(UN25年11月12日)
※CSIS=戦略国際問題研究所
戦況など
・韓国国家情報院によれば、現在、北朝鮮兵士約1万人がロシア ウクライナ国境付近で警備を実施(11月4日)
・ウクライナ軍総司令官は、ロシアの攻勢が最も活発であるのはドネツク州ポクロウスク方面であり、戦闘の40%が同方面で生起しているほか、ザポリッジャ州フリアイポレ方面の戦況が大幅に悪化等と表明(11月11日)
・ロシア国防省は、ザポリッジャ州ノヴォミコライウカ(10月31日)、同州ウスペニウカ(11月7日)、同州ノヴェ(10日)、同州ノヴォウスペニウスケ(11日)、同州ヤブルコヴェ(15日)、同州リヴノピリヤ(16日)を解放したと発表
・ウクライナ外相は、ロシアがウクライナへの攻撃に、地上発射型巡航ミサイ「9M729」
(SSC-8)を投入している旨言及(10月31日)
・ウクライナ軍参謀本部は、ウクライナ製新型巡航ミサイル「フラミンゴ」など様々なミサイル、無人機及びジェット推進式無人機を使用して、クリミアなど一時占領地域やロシア領土の数十の施設を攻撃したと発表(11月13日)
・ウクライナ空軍は、ロシアが無人機×430機と弾道ミサイル「イスカンデルM/KN-23」や極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」等ミサイル×19発でウクライナを攻撃と発表。ゼレンスキー大統領は、4人が死亡、数十人が負傷と言及(11月14日)
・ウクライナ軍参謀本部は、ロシア クラスノダール地方ノヴォロシースク港をウクライナ製巡航ミサイル「ネプチューン」と無人機で攻撃したと発表。同地方作戦本部は、ウクライナ無人機によりノヴォロシスクの石油貯蔵施設が損傷したと表明(11月14日)
・ゼレンスキー大統領は「長距離ネプチューン」(「ネプチューン」の改良版)によるロシア領土への攻撃が成功と発表(11月14日)
・ウクライナ軍参謀本部は、同軍が、米製長距離ミサイル「ATACMS」を使用し、ロシア領土の軍事施設への精密攻撃を成功裏に実施したと発表(11月18日)
・ウクライナ国防相は、「シャヘド」無人機に対抗するため独自の迎撃用無人機「オクトパス」の量産を開始すると発表(11月14日)
・ウクライナ政府は、仏ウクライナ首脳がウクライナの防衛装備品調達における協力に関する意向書に署名したとし、まずは2035年までの「ラファールF4」戦闘機×100機や「SAMP/T」防空システム等の調達を予定している旨発表(11月17日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
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