東富士演習場での米軍ハイマースの訓練について報道官が記者会見(4月7日)
- 日本の防衛
2026-4-9 10:00
令和8(2026)年4月7日(火)16時31分~16時36分、安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官は防衛省A棟10階記者会見室において報道官会見を行った。
報道官からの発表事項はなく、記者との質疑応答が行われた。内容は以下のとおり。
1.発表事項
なし。
2.質疑応答
東富士演習場での米軍の訓練実施について
記者 :
陸上自衛隊東富士演習場での米軍のハイマースの訓練についてちょっとお伺いします。報道で、小泉防衛大臣が近く地元自治体の首長らと会談を開くという話がありますけども、これの具体的な日時ですとか、そういった事実関係を教えていただきたいです。また、訓練の意義ですとか、あと東富士演習場でなければならない理由についてもお願いします。
あわせて、昨年に実施した際に、地元側が今回限りという条件で了承した経緯があると思うのですけども、それについての受け止めと、あとこのような状況がある中で、今回、訓練の実施を求める予定ですけれども、その条件との関係で、今回の会談はどのような位置づけになるかということもお願いします。
報道官 :
ありがとうございます。昨日、6日になりますけれども、開催した東富士演習場使用協定運用委員会拡大会議の場におきまして、地元自治体等からは、昨年度に引き続き今般の訓練実施に当たっての地元の不安や懸念に対して、防衛大臣との重要会談、これは地元の方でですね、大臣が直接会って会談する場合に用いられる地元自治体等が称する会議名でございますが、その重要会談を開催し、防衛大臣の見解や所見を求めたいとの御意見をいただいたところでございまして、防衛省といたしましては、地元からの要望を受けまして、防衛大臣との重要会談について、早期に開催されるよう現在調整しているところでございます。
昨年10月、射撃訓練の実施に当たりまして、地元の皆様からいただいた今回限りの計画とすることなど地域への影響に関する御意見につきましては、大変重く受け止めてございます。しかしながら、現時点で、射程の長い装備による射撃訓練の実施をできるのは、北海道の矢臼別演習場と、それから一時的に交通規制することにはなりますが、東富士演習場に限られております。
我が国を取り巻く安全保障環境が一層急速に厳しさを増していることを踏まえれば、射撃訓練を通じまして、即応性を一層高める必要がございます。東富士演習場における訓練は、日米同盟の抑止力・対処力の向上に重要な意義があると考えております。
昨日の会議では、改めて地元自治体等から様々な御意見をいただいているところでございますが、防衛省といたしましては、地元の御意見にしっかりと受け止め、引き続き、地元との協議において丁寧に御説明を行い、地元の皆様の御理解をいただくよう努めてまいりたいというふうに考えております。
記者 :
もう1点、今の話で、昨日の会議の中で、地元側の要望といたしまして、ハイマースの訓練回数ですとか、先月、富士駐屯地に配備されたスタンド・オフ・ミサイルの弾頭の演習場内に持ち込みをしないようにという、そういった見解を今度の会談で聞くという話もあったと思うのですけれど、これについての対応をどうするかということと、この会談を踏まえて、地元側がちょっと訓練の実施を認めないっていう話になった場合、どういうふうに対応するのかということも、もし今あればお願いします。
報道官 :
昨日開催された東富士演習場使用協定運用委員会拡大会議では、御指摘の件を含めた様々な御意見をいただいているところでございますが、防衛省といたしましては、地元の御意見等にはしっかりと受け止めまして、次回の地元との協議において丁寧に説明を行い、地元の皆様の御理解をいただくよう努めてまいりたいと思っております。
それから、地元側が訓練の実施を認めなかった場合などでございますけれども、それ仮定の質問になりますので回答は差し控えさせていただきますが、いずれにしましても、地元の皆様に丁寧に説明を行い、理解をいただくことに尽きるものと考えてございます。
(以上)
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