齋藤海幕長が定例会見 オランダ海軍艦艇の日本寄港、自衛官の採用者数について(6月16日)
- 日本の防衛
2026-6-19 11:03
令和8(2026)年6月16日(火)11時30分~11時36分、齋藤聡(さいとう・あきら)海上幕僚長は、防衛省A棟10階会見室において、定例記者会見を行った。
海幕長からの発表事項としてオランダ海軍艦艇の日本寄港について発表された後、記者との質疑応答が行われた。
海幕長定例記者会見要旨
オランダ海軍艦艇の日本寄港について
海幕長 :
本日私から1件、発表します。オランダ海軍艦艇の日本寄港についてです。昨日、6月15日(月)に、オランダ海軍フリゲート艦「デ・ロイテル」が東京国際クルーズターミナルに入港し、横須賀地方総監部主催の入港歓迎行事が開催されました。「デ・ロイテル」は、6月17日(水)まで、東京国際クルーズターミナルに入港しており、期間中には、オランダ大使館及び艦側主催の艦上レセプション、一般公開なども予定されていると承知しています。
本日、防衛省において日オランダ防衛相会談が実施される予定であり、この会談には、ハロルド・リーブレフス海軍司令官も同席されるため、私も同席する予定です。オランダは我が国にとって、基本的価値を共有する戦略的パートナーであり、今後も様々な機会を通じて協力関係の強化に努めてまいります。以上です。
オランダとの防衛協力の必要性について
記者 :
オランダとの防衛面での協力の必要性について伺います。基本的な価値を共有するパートナーとしているが、今回のオランダ海軍艦艇の寄港の意義も含めて、オランダとの防衛面での連携の必要性、意義について考えをお聞かせください。
海幕長 :
オランダは、我が国と400年以上の歴史的関係を有し、基本的価値を共有する戦略的パートナーです。2016年に署名された防衛協力・交流の覚書に基づき、これまで、防衛当局間の関係が進展してきたものと承知しています。オランダ海軍は、これまでもインド太平洋地域への艦艇派遣や、違法な海上活動に対する警戒監視活動を行っており、こうした取り組みは地域の安全保障環境の安定に資するものと認識しています。海上自衛隊としては、引き続きオランダ海軍との共同訓練を始めとする海軍種間の連携を通じて、相互理解と協力関係の深化に取り組んでいきます。
自衛官の採用者数について
記者 :
自衛隊の採用者数について伺います。本日午前の防衛大臣の会見で、令和7年度の自衛官の採用者数が1万1,000人を超えたと発表がありました。ただ、令和5年度、6年度の採用者数は1万人を割っており、人手不足の状況は完全に充足できているとは言えないと思います。母数が増加したことに対する海幕長の受け止めをお聞かせください。あわせて、海上自衛隊ではカイジョウジエイ「鯛」くんをはじめ、採用に関する様々な施策に取り組んでいると思うが、採用現場の取り組みに対する評価も教えてください。
海幕長 :
先ほどの大臣の会見でも発表されたとおり、採用者は増加していると報告は受けております。海上自衛隊の採用者数についても増えております。採用者数だけではなく、志願者数、応募者数も採用区分によっては横ばいのところもありますが、新しく採用区分が設けられた幹部候補曹の志願者数は増えてきていますので、全体としては志願者数は増加していると報告を受けております。防衛省一体となって取り組んだ処遇改善等の効果が表れてきているのではないかと思っております。
また、現場の広報官が相当な危機意識をもって懸命に取り組んできた成果であると考えていますので、彼らの努力に心から敬意を表したいと思っています。私も地本長が海自の地方協力本部を訪問し、激励を行っています。各地方総監も各都道府県の協力本部を訪問し、声掛けや激励を行っています。そうした声掛け、激励に応えてくれることが、今の数字に表れていると思っております。
我々が独自に取り組んでいるカイジョウジエイ「鯛」くん等、効果も出てきているのではないかと思っています。様々な式典やレセプションに参加した際、民間の方から声掛けをいただいています。若い人に直接届くメッセージではないかもしれないが、ただ、そのご家族の理解が深まり、お子さんやお孫さんが入隊を志すきっかけになっているのではないかと思っています。カイジョウジエイ「鯛」くんや「きょうのかいばくちょう」で何人入隊したかの具体的な分析はできていないが、努力は引き続き続けていきたいと思っています。
記者 :
海上自衛隊の数字も増えているとのことだが、具体的な数字がわかれば教えてください。
海幕長 :
担当が後ほど説明を行います※。
※ 具体的な数字について担当者から説明(防衛省HPでも公表済)
(以上)
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