ロッキード マーティン、高性能・低コスト迎撃ミサイル「PAC-3 ACE」を発表
- 日本の防衛
2026-7-21 12:00
ロッキード マーティンは2026年7月20日(月)、PAC-3 MSEの半分以下のコストで幅広い航空・ミサイル脅威に対応する新たな迎撃ミサイル「PAC-3 アダプテッド・ケーパビリティ・エフェクター(PAC-3 ACE™)」を発表した。
発表内容は以下のとおり。
ロッキード マーティン、高性能・低コストの迎撃ミサイル「PAC-3 ACE™」を発表
PAC-3 ACEのコストはPAC-3 MSEの半分以下
ファーンボロー(英国)、2026年7月20日 -- ロッキード マーティンは本日、PAC-3 MSEの半分以下のユニットコストで、幅広い航空・ミサイル脅威に対応する低コスト迎撃ミサイル「PAC-3 アダプテッド・ケーパビリティ・エフェクター(PAC-3 ACE™)」の発表を行いました。
PAC-3 ACEは、同盟国軍に対し、これまでにない速さで配備可能な、補完的な防空エフェクターの選択肢を提供します。この実現に向け、ロッキード マーティンは米欧の産業パートナーおよびサプライヤーと協力し、世界における米国防産業基盤の強靱性を高めていきます。
全体像
実績あるPAC-3射撃管制システムをベースに構築され、ペトリオット・ウェポン・システムおよび統合戦闘指揮システム(IBCS)と完全に連携するPAC-3 ACEは、従来のプログラムをはるかに上回るスピードで開発・試験・配備を進めることができます。同時に、同盟国軍が共通の迎撃ミサイルを配備しつつ、PAC-3ネットワークを強化することも可能にします。
重要なポイント
▪コスト効率に優れた性能:PAC-3が定評を持つ信頼性を維持しながら、幅広い脅威に対する1発あたりの撃墜コストを大幅に低減します。現在の世界情勢が必要とする弾薬深度(マガジン・デプス)も確保します。
▪迅速な配備:実戦で実証済みの高性能なPAC-3ソフトウェアとIBCS統合を活用し、開発サイクルを短縮、早期の量産開始を実現します。
▪複数脅威への対応:航空機型脅威、巡航ミサイル、近距離・短距離弾道ミサイルを単一のプラットフォームで迎撃できるよう設計されています。
▪同盟国との強靱性強化:欧州パートナーとの共同開発・生産により、相互運用可能な迎撃ミサイルを共有し、大西洋を挟んだ防衛態勢を強化します。
専門家の見解
「米国および同盟国の将兵には、実戦で証明され、かつ予算面でも賢明な解決策が必要です。PAC-3 ACEは、PAC-3 MSEの比類なき性能を土台に、まさにその解決策をお届けします」と、ロッキード マーティン ミサイル・アンド・ファイア・コントロール部門社長のティム・カヒル氏は述べています。
「同盟国とのパートナーシップを深めることで、強靱性をさらに高め、部隊が今日そして将来登場する脅威に迅速に対応できるようにしていきます」

(以上)
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