宮﨑防衛副大臣が臨時会見 北朝鮮の弾道ミサイルは高度約90km、約320km飛翔(8月20日)
- 日本の防衛
2026-8-21 16:30
令和8(2026)年8月20日(木)19時4分~19時8分、宮﨑政久(みやざき・まさひさ)防衛副大臣は、防衛省A棟1階エントランスにおいて、北朝鮮による弾道ミサイル発射事案後の臨時会見を行った。
防衛省は同日17時4分頃の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、17時8分に「速報」、17時22分と17時29分に「ミサイル落下推定情報」、18時49分に内閣官房との連名で「続報」を公表しており、インドを訪問中の小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣も18時4分(現地時間14時34分)から臨時会見を行っている。
副大臣からの発表事項と記者との質疑応答は以下のとおり。
副大臣からの発表事項
北朝鮮は本日17時4分頃、北朝鮮内陸部から複数発の弾道ミサイルを北東方向に向けて発射をいたしました。詳細については現在、日米韓で緊密に連携して分析中でありますが、発射された弾道ミサイルは最高高度約90km程度で約320km程度飛翔し、落下したのは朝鮮半島東岸付近の我が国の排他的経済水域(EEZ)の外であると推定をしております。
総理には本件について直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと。航空機、船舶などの安全確認を徹底すること。不測の事態に備え、万全の態勢をとること。以上3点について御指示がありました。
また、防衛省においては、防衛大臣が総理指示を受け、アメリカ、韓国などと緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること。不測の事態の発生に備え、引き続き、警戒監視に万全を期すこと。以上の2点につきまして指示を出したところであります。
これまでの弾道ミサイルなどの度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は我が国、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものであります。また、このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。今回の発射については、我が国として北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議をし、強く非難をいたしました。
防衛省としては、国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、アメリカや韓国などとも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げてまいります。私からは以上です。
記者との質疑応答
今月3回目となる北朝鮮の弾道ミサイル発射の受け止めと意図
記者 :
北朝鮮からは8月6日、12日にも弾道ミサイルの発射がありました。今月で3回目となります。短期間で3回の発射があったことの受け止め、また、意図と目的など現時点でどのようなことが考えられるか、お考えを聞かせてください。
副大臣 :
まず、どのような狙いがあるといたしましても、北朝鮮による核ミサイル開発は、我が国および国際社会の平和と安定を脅かすものであります。関連する安保理決議にも違反するものであります。これは断じて容認できないということで認識をしております。
それぞれの発射につきましては、その意図を我が方から確定的にお答えすることは困難だと考えております。ただ、このような事態は容認できないということについては政府一体となって認識しているところであります。
(以上)
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