木原防衛大臣、ウクライナのウメロフ国防大臣と会談(6月2日)
- 防衛省関連
2024-6-3 11:21
防衛省は令和6(2024)年6月2日14時50分、IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)のためシンガポールを訪問中の木原稔(きはら・みのる)防衛大臣が、ウクライナのウメロフ国防大臣と会談したと発表した。
防衛省公式Xによると、木原大臣は、ロシアの侵略に対して祖国と自由を守るために立ち上がるウウライナ国民の勇気と忍耐に敬意を表し、ウメロフ大臣は、防衛省・自衛隊からの装備品等の提供や負傷兵の受入れに対し深い感謝の意が伝えられた。また、防衛省・自衛隊は、今後も国際社会と連携しながら、ウクライナを可能な限り支援していくとしている。
会談の概要は、こちらの通り。
日ウクライナ防衛相会談について
令和6年6月2日、10時10分(現地時間)から約10分間、第21回IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)出席のためシンガポールを訪問中の木原防衛大臣は、ウメロフ・ウクライナ国防大臣との会談を行ったところ、概要以下のとおり。
1 冒頭、木原大臣から、本年4月の日・ウクライナ防衛相VTC会談に引き続き、ウメロフ大臣と会談を実施できることを喜ばしく思う旨、述べました。
2 また、ロシアによる侵略が継続する中、ゼレンスキー大統領とウメロフ大臣のリーダーシップの下、祖国と自由を守るために立ち上がっているウクライナ国民の勇気と忍耐に敬意を表する旨、改めて伝達しました。
3 ウメロフ大臣からは、防衛省・自衛隊による装備品等の提供及び負傷兵の受入れ等について、改めて深い謝意が述べられました。
4 ロシアによる侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国連憲章を含む国際法の深刻な違反であり、このような力による一方的な現状変更の試みは、決して認められない行為です。
5 防衛省・自衛隊は、今後も国際社会と連携しながら、ウクライナを可能な限り支援していきます。
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 「海上自衛隊員勤務指針 JMSDF Sailors Guide」を公開(1月14日)
- ロッキード マーティン社が海自イージス・システム搭載艦向けSPY-7レーダーの第1面を納入
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 防衛省、認知領域を含む情報戦への対応について方針を公開
- 森下陸上幕僚長がマシエッロ伊陸軍参謀長を陸上幕僚監部に招待(1月10日~12日)