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防衛省・自衛隊保有のPFOS含有泡消火薬剤等の処理、9月末に完了予定

  • 防衛省関連

2024-6-24 10:10

 防衛省は令和6(2024)年6月21日(金)17時35分、防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理について以下のように公表した。
※PFOS:有機フッ素化合物のペルフルオロオクタンスルホン酸のこと。ペルフルオロオクタン酸(PFOA)と並び、環境中で分解されにくく、体内への高い蓄積性がある。動物実験で内蔵等への悪影響が認められていることから、国内外において製造、使用等が規制されている。

防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理について

 防衛省・自衛隊では、「防衛省におけるPFOS処理実行計画」を令和2年2 月に策定し、保有するPFOS含有泡消火薬剤等(以下「薬剤」という。)の交換及び処分(以下「処理」という。)を令和5年度末までに完了することを目標とし、所要の作業を進めてきたところです。
 令和5年度末の処理・保有状況を確認したところ、令和4年度の再調査により海自施設で新たに確認された薬剤の一部について、処理役務の応札者がいなかったことにより、令和5年度内の処理が完了しませんでした。
 また、海自大湊基地においては、既に処理済と整理していた薬剤の未処分も判明しました。
 令和5年度末時点で処理が完了しなかったこれらの薬剤については、本年9月末を目途に処理を終える計画であり、処理が完了するまでの間、関係法令等に基づき適切に管理するとともに、引き続き所要の作業を進めてまいります。

(別紙)防衛省・自衛隊におけるPFOS含有泡消火薬剤等の処理・保有状況等について

 令和5年度末の各基地等の処理量、保有量等の状況は下表のとおりです。

出典:防衛省公表資料
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