木原防衛大臣、スウェーデン国立海洋博物館での臨時記者会見(7月25日、日瑞防衛相会談後)
- 防衛省関連
2024-7-27 11:33
令和6(2024)年7月25日(木)13時00分~13時06分、木原稔(きはら・みのる)防衛大臣は、スウェーデン国立海洋博物館において日瑞防衛相会談後の臨時会見を行った。
内容は、以下のとおり。
大臣からの発表事項
大臣 :日本スウェーデン防衛相会談の実施について申し上げます。先ほど、ヨンソン国防大臣との間で、日スウェーデン防衛相会談を実施しました。
冒頭、私から、今般の訪問実現に対する感謝の意を、お伝えをいたしました。そのうえで、地域情勢について意見交換を実施しました。ヨンソン国防大臣からは、欧州情勢やスウェーデンの対応について説明があり、私からは、本年3月にスウェーデンがNATO(北大西洋条約機構)に正式加盟したことを踏まえ、今般のスウェーデンの戦略的に大きな決断を支持する旨をお伝えしました。
続いて、防衛協力・交流についても議論し、ハイレベル交流や防衛装備・技術協力、NATOを通じた協力等、さらなる防衛協力・交流を推進していくことで一致を致しました。引き続き、ヨンソン国防大臣と緊密に連携し、両国間の防衛協力・交流を推進していく考えでございます。
記者との質疑応答
スウェーデンの国防大臣と会談する意義について
記者 :今ほど大臣から御発言ありましたけれども、スウェーデンの国防大臣と会談することについて、どのような意義があるとお考えかお聞かせください。
大臣 :今回の会談ですが、スウェーデンによるNATO加盟という戦略的に大きな決断が行われたばかりのタイミングを捉えまして、歴代の防衛大臣としては初めてとなるスウェーデン訪問を行ったということになります。スウェーデンの決断の背景等について、ハイレベルで意見交換を行うことができ、極めて有意義な会談だったと、そういうふうに今思っております。
また、日本とスウェーデンはそれぞれ、地図を見ていただくとロシアの東と西にですね、位置し、情勢認識であるとか、あるいは戦略的利益の面で多くの共通点がございます。スウェーデンを含む北欧・バルト諸国というものは、ロシアによるウクライナ侵略を含む力による一方的な現状変更やその試みに直面し、情報戦、サイバーセキュリティ、戦略的コミュニケーション、ハイブリッド戦などの先進的な取組を進めていることからも、今回の会談を通じて、大臣間で地域情勢や両国間の防衛協力・交流について認識を共有できたことは、重要な意義があったと考えています。防衛省・自衛隊としては、引き続き、様々な分野においてスウェーデンとの防衛協力・交流を進めていく考えでございます。
帰国後の日米「2+2」や日米韓の防衛相会談について
記者 :帰国後の話になるんですが、帰国後には日米「2+2」が予定されています。
米軍との指揮統制の話や拡大抑止の議論など、議題は多々あるかと思いますけれども、大臣としてこの会談にどう臨むか、あと、期待する成果ですね、あわせて日米韓の防衛相会談も実施されると思いますが、それの成果ですね、そこについてもお考えをお聞かせください。
大臣 :まず、御質問の、帰ってからの前段は日米関係についてでありますが、一層厳しさを増す安全保障環境においては、日米同盟は、我が国のみならず地域の平和と安定にとって、これまでになく重要なものとなってきており、米国との間であらゆるレベルで一層緊密に連携していくことが極めて重要だと考えております。
今回の日米「2+2」及び防衛相会談においては、日米が直面する安全保障上の課題について認識の共有を図るとともに、本年4月の日米首脳会談で合意された新たな戦略的イニシアティブをはじめとし、日米同盟の更なる抑止力・対処力の強化に向けた防衛協力の方向性について議論を深めていきたいと考えております。
また、拡大抑止に関する日米閣僚会合では、これまでの日米拡大抑止協議の進展を踏まえまして、日米の取組について閣僚間で共通の理解を深めるとともに、米国の拡大抑止を強化するための日米協力について、率直な議論を行いたいと考えています。
それと後段の日米韓についてでありますが、日米韓の防衛相会談においては、地域情勢のほか、共同訓練や3か国の安全保障協力の制度化等の日米韓3か国の連携の強化について議論をしたいと考えています。
以上
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