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空自C-2 輸送機、在レバノン共和国邦人等計16名をヨルダンに輸送(10月4日)

  • 日本の防衛

2024-10-8 11:22

 防衛省は令和6(2024)年10月4日(金)21時20分、在レバノン共和国邦人等輸送の実施について公表した。
 10月3日(木)に中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣が在レバノン共和国に滞在する邦人等を退避させるための輸送実施を命令、翌4日に航空自衛隊のC-2輸送機により邦人等16名がヨルダンに到着した。

 9月27日(金)、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との間で戦闘が激化するなか、木原 稔(きはら・みのる)前防衛大臣がレバノンからの邦人等退避に備え、航空自衛隊の輸送機をヨルダンとギリシャに派遣、待機を命じていた。自衛隊は、航空支援集団司令官を指揮官とする「在レバノン共和国邦人等輸送統合任務部隊」を編成、10月3日に日本を出発した。

 なお、外務省は8月5日付けでレバノン全土の危険レベルを「レベル4(退避勧告)」に引き上げている。

在レバノン共和国邦人等輸送の実施について

1 現下のレバノン情勢に鑑み、10月3日、外務大臣から、防衛大臣に対し、自衛隊法第84条の4に基づき、同国に滞在する邦人等の輸送について依頼がありました。これを受け、同日、防衛大臣から、在レバノン共和国の邦人等の輸送を実施することを命じました。

2 本命令を受け、ヨルダンで待機していた航空自衛隊のC-2輸送機は、本日(4日)、レバノンへ移動し、16名の邦人等(注)とともに、ヨルダンに到着しました。

※(注)邦人11名及びその外国籍の御家族1名、並びにフランス人4名の計16名

3 航空自衛隊のC-2輸送機については、当面、必要な待機態勢を維持します。

(以上)

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