吉田統合幕僚長が在日米軍司令官ジョスト空軍中将と初会談(10月16日)
- 日本の防衛
2024-10-18 10:45
防衛省 統合幕僚監部は令和6(2024)年10月16日(水)、吉田圭秀(よしだ・よしひで)統合幕僚長が同日に新在日米軍司令官ジョスト中将と会談を行ったことを発表した。
発表内容の全文と公開された写真は下記の通り。なお、ジョスト中将は同日中に外務大臣と防衛大臣にも表敬訪問を実施している。
新在日米軍司令官ジョスト中将来省
10月16日、 吉田統合幕僚長は、今月8日に就任した在日米軍司令官ジョスト空軍中将と初めて会談しました。吉田統幕長は、ジョスト中将の司令官就任に対し心からの祝意を述べるとともに、ラップ前在日米軍司令官との努力により前例のない高みに到達している日米同盟を更に向上させるべく、共に大胆かつ勇気ある措置を講じていきたいと発言しました。
その上で両者は、本年4月の日米首脳会談及び7月の日米「2+2」の成果に基づき、日米同盟の更なる深化のため緊密に連携していくことで一致しました。当面、10月23日から実施する日米共同統合演習(キーン・ソード25)において、日米の即応態勢及び相互運用性を向上させ、日米共同による抑止力・対処力の一層の強化に資する成果を獲得できるよう、積極的に取り組むことを確認しました。
また、会談に引き続き、統合幕僚監部と在日米軍司令部の幕僚を含めた意見交換を実施しました。意見交換では、自衛隊の統合作戦司令部創設及び在日米軍の統合軍司令部化を見据えた上、作戦運用上最良の指揮統制関係の検討を始め、実務レベルにおいてもより緊密に連携する方策について闊達に議論しました。
自衛隊は、「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、引き続き在日米軍を含む同盟・同志国等のカウンターパートとの連携を推進していきます。
(以上)
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