日本の防衛と安全保障の今を伝える
[Jディフェンスニュース]

site search

menu

Jディフェンスニュース

中谷防衛大臣がオースティン米国防長官と防衛相会談を実施(10月19日)

  • 日本の防衛

2024-10-23 11:30

 防衛省は令和6(2024)年10月19日(土)16時00分(現地時間)、中谷元(なかたに・げん)防衛大臣が、訪問先のナポリで同日、オースティン米国防長官と日米防衛相会談を実施したことを発表した。
 発表内容は以下の通り。

日米防衛相会談の概要

 令和6年10月19日13時45分(現地時間)から約35分間、中谷防衛大臣とオースティン米国防長官は、ナポリにおいて防衛相会談を行ったところ、概要次のとおり。

 両閣僚は、反撃能力の効果的な運用、指揮・統制枠組の向上、南西地域における日米の共同プレゼンスの拡大を含め、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことを確認した。

 両閣僚は、力又は威圧による一方的な現状変更やその試みは許容してはならず、特に、最近の我が国周辺における動向も念頭に強い危機感を共有するとともに、日米で連携を強化していくことを確認した。また、両閣僚は、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて強調した。

 両閣僚は、指揮・統制枠組の向上について、平素から有事まであらゆる事態に緊密に連携して対処していくことができるよう、引き続き作業部会を通じ日米の調整要領や連携強化について議論を加速させていくことを確認した。

 両閣僚は、日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)を通じ、同盟の抑止力・対処力の強化に資する防衛産業協力の実現に向けて取り組んでいくことで一致した。

 両閣僚は、自由で開かれたインド太平洋のビジョンを実現するため、地域のパートナーを含めた多国間連携を一層強化していくことを確認した。

 両閣僚は、「沖縄統合計画」に基づき、普天間飛行場の可能な限り早期の全面返還を含む米軍再編の実現に向けた取組について、引き続き緊密に協力していくことを確認した。

写真:防衛省

(以上)

bnrname
bnrname

pagetop