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米軍実弾射撃訓練の実施予定を控え、王城寺原演習場対策協議会が開催(11月18日)

  • 日本の防衛

2024-11-22 13:00

 防衛省 東北防衛局は令和6(2024)年11月18日(月)、同日に開催された王城寺原演習場対策協議会の概要を発表した。

 同協議会は、沖縄県道104号線越え155ミリ榴弾砲実弾射撃訓練の分散・実施に伴い、王城寺原演習場において米軍実弾射撃訓練が11月下旬から実施予定とされていることから開催されたもの。詳細は以下の通り。

王城寺原演習場対策協議会の開催

 令和6年11月18日、王城寺原演習場対策協議会(構成委員宮城県副知事、大和町長、大衡村長、色麻町長)が宮城県庁において開催され、東北防衛局は同協議会に対し、令和6年度の王城寺原演習場における沖縄県道104号線越え実弾射撃移転訓練の日程、訓練規模、訓練見学会等について説明しました。

 協議会では、会長である伊藤哲也宮城県副知事の挨拶の後、池松英浩東北防衛局長から挨拶と訓練概要等の説明がなされ、引き続き佐藤彰悦企画部長から去る10月29日に同協議会から防衛大臣宛てに提出された要望書に対する対応について説明を行いました。この説明の他にも各委員から質疑がなされ、池松局長から地域住民の安心・安全に万全を期すこと、適時・的確な情報提供を行うことなどの回答をしました。

挨拶を行う池松東北防衛局長 写真:防衛省

 協議の結果、協議会からは、訓練日数がこれまでと同程度であり、当該訓練は、我が国の安全保障と沖縄県における過重な負担の軽減を図るという観点で国の責任において実施しているものであることから、やむを得ないものとする回答をいただきました。

 東北防衛局では、訓練の円滑かつ安全な実施と、地域住民の方々の不安解消を図るため、王城寺原演習場内に「現地連絡本部」を設置し、地元自治体等への情報提供や連絡調整のほか演習場周辺の巡回など、24時間体制で対応することとしております。

左から、小川大衡村長、早坂色麻町長、伊藤宮城県副知事、浅野大和町長 写真:防衛省
池松東北防衛局長 (左:佐藤企画部長、右:髙橋地方調整課長)  写真:防衛省

(以上)

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