ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 12月6日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2024-12-10 10:00
防衛省は令和6(2024)年12月6日(金)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新した。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、およそ1週間おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
今回の更新はこちらのとおり。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(2024年12月6日時点)
ウクライナ軍がロシア西部クルスク州における作戦及び露領内への無人機攻撃を継続する一方、ロシア軍は、ウクライナ東部への攻勢及びウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続しつつ、クルスクへの攻勢を強化する模様です。

※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍:死者約18万人(ゼレンスキー大統領24年2月25日)
:死者約20万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
:死傷者64.8万人以上(英国防省24年10月7日)
ウクライナ軍:死者3.1万人(ゼレンスキー大統領24年2月25日)
:死者約8万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
ウクライナ市民:死者10,582人以上、負傷者1万9,875人以上(UN24年2月22日)
戦況など
・英国防省は、ロシア軍がドネツク州ヴェリカ・ノボシルカ村東側に急速に前進していると指摘。同村は、ヴフレダル市の喪失により、ロシア軍の攻撃に対して脆弱になっており、ロシア軍は同村への主要な補給路を脅かしていると言及(12月1日)
・ウクライナメディアは、ロシア軍がドニプロ川周辺で渡河用の浮橋設備や部隊を集め、ヘルソンへの攻撃を準備しているほか、ザポリッジャ州南部を砲撃圏内に収めるためカミャンスケ‐ピャチハトキを攻撃する可能性があると報道(12月2日)
・ゼレンスキー大統領は、クラホヴェ方面及びポクロウスク方面が依然最も困難である旨言及(12月3日)
・ロシア国防省は、11月29日にドネツク州ユリイウカ村、同州ロズドリネ村、12月1日に同州イリンカ村、同州ペトリウカ村、3日に同州ロマニウカ村、ザポリッジャ州ノヴォダリウカ村を解放したと発表
・ウクライナ当局は、ロシアミサイル攻撃により、ドニプロペトロウシク州で商店や集合住宅が攻撃を受け4人が死亡、24人が負傷と発表。また、無人機攻撃により、ヘルソン州でバスが攻撃を受け、2人が死亡と発表(11月30日)
・ウクライナ空軍は、ロシアが、Shahed型攻撃無人機及び不明無人機×110機でウクライナを攻撃も、各地で52機を撃墜したほか、電子戦部隊の対抗措置により50機が消失し、6機がロシア・ベラルーシ方面に帰還したと発表(12月2日)
・米国務省は、ウクライナに対し、高機動ロケット砲システム(HIMARS)用弾薬や非永続型地雷等、7.25億ドル相当の武器支援(在庫拠出)を行うと発表(12月2日)
・米国防省報道官は、ウクライナ攻撃による北朝鮮兵士の死亡報道は認識も、今のところ同兵士による前線での攻撃的戦闘への活発な参加は確認せずと言及(12月2日)
・ウクライナ情報総局報道官は、北朝鮮製弾道ミサイル「KN-23」の発射数を質問され、ロシアが約60発の北朝鮮製ミサイルを使用と発言。また北朝鮮兵士について、現在、9千名が作戦予備で、さらに2千名が戦闘部隊に配属されていると発言(12月2日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 防衛省関係者960名が受章 第46回危険業務従事者叙勲(令和8年4月11日)
- 《解説》陸自の空中火力を変える「多用途UAV」──令和8年度防衛予算で調達か?
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 統合幕僚監部、令和8年度統合訓練の概要を発表(4月8日)
- 令和8年度予算が成立 防衛省・自衛隊 公式サイトで防衛予算の概要を公表(4月8日)
- 茂木外務大臣が記者会見 日欧連携、イラン情勢、中国大使館への自衛官侵入など(4月14日)
- 人事発令 令和8年3月23日付け、将補人事(陸自26名、海自20名、空自11名)
- 防衛省職員の給与・支給被服を一部改正する政令を公布(4月8日)
- 人事発令 3月20日・22日・23日付け、1佐職人事(陸自169名、海自99名、空自45名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 《寄稿》イラン革命防衛隊の “日本製ミサイル艇” —— 監視艇「つばさ」の数奇な運命
- 人事発令 4月7日付け1佐職人事(陸自1名)、8日付け1佐人事(陸自3名、海自1名、空自4名)
- 《解説》陸自の空中火力を変える「多用途UAV」──令和8年度防衛予算で調達か?
- 防衛省関係者960名が受章 第46回危険業務従事者叙勲(令和8年4月11日)
- 森田空幕長が記者会見 「航空宇宙自衛隊」への改編と日蘭訓練の手応え(4月7日)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 統合幕僚監部、令和8年度統合訓練の概要を発表(4月8日)
- 海自護衛艦「あさひ」がベトナム海軍哨戒艇と共同訓練(4月5日)
- ロシア軍機1機が日本海上空を新潟県沖まで飛行(4月7日、IL-20)
- 荒井陸幕長が定例記者会見 令和8年度主要訓練・演習、25式スタンド・オフ・ミサイル配備など(4月7日)
- 《寄稿》イラン革命防衛隊の “日本製ミサイル艇” —— 監視艇「つばさ」の数奇な運命
- カナダ空軍哨戒機が北朝鮮籍船舶の「瀬取り」に対する警戒監視活動を3月下旬~4月上旬に実施
- 人事発令 4月1日付け、1佐職人事(陸自5名、海自9名、空自26名)
- 防衛省、第10回処遇・給与部会を3月13日に開催 自衛官俸給表に関する資料を公表
- 人事発令 3月17日・18日・19日付け、1佐職人事(海自12名、空自1名)
- ニュージーランド空軍哨戒機が北朝鮮籍船舶の「瀬取り」に対する警戒監視活動を3月下旬~4月中旬に実施(3月25日)
- 森田空幕長が記者会見 F-35A用対艦・対地ミサイル「JSM」納入など(3月17日)
- 人事発令 4月7日付け1佐職人事(陸自1名)、8日付け1佐人事(陸自3名、海自1名、空自4名)
- 自衛隊が管理職隊員の再就職状況 (令和7年10〜12月分) を公表(3月24日)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)

