森下陸上幕僚長、12月5日の定例記者会見 YS-87の総合訓練の開始などを発表
- 日本の防衛
2024-12-10 10:10
陸上幕僚監部は令和6(2024)年12月6日(金)、公式サイトにおいて、前日に行った森下泰臣(もりした・やすのり)陸上幕僚監長の記者会見の概要を公表した。
令和6年12月5日 陸上幕僚長 定例記者会見
本日は私から、3点、オランダ王国及びドイツ連邦共和国訪問成果、日米豪指揮所演習・YS-87における総合訓練の開始、ランド・フォーシーズ・サミット、LFSの実施について、お知らせいたします。
まず、私は、11月24日から29日の間、オランダ王国及びドイツ連邦共和国を訪問し、両国の陸軍種トップとのハイレベル交流を実施いたしました。
陸上自衛隊トップとして19年ぶりのオランダ王国訪問では、スウィレンス・オランダ陸軍司令官と対面による初めての懇談を実施して、信頼関係を構築するとともに、日蘭陸軍種間の防衛協力・交流の方向性について意見交換を行いました。
ドイツ連邦共和国訪問では、マイス・ドイツ陸軍総監と、昨年7月以来2回目の対面の懇談を実施して、信頼関係を強化するとともに、日独陸軍種間の防衛協力・交流の方向性について意見交換を行い、中期的な交流の方向性について一致いたしました。
次に、陸上自衛隊は、12月7日から、YS-87における総合訓練を開始いたします。
YS-87における総合訓練では、昨年度に引き続き、オーストラリア陸軍の参加を得て、日米豪による指揮幕僚活動を演練し、日米同盟の抑止力・対処力の強化、3か国陸軍種間の関係強化を図ってまいります。
最後に、陸上自衛隊は、12月14日から15日の間、市ヶ谷駐屯地において、日米豪比印陸軍種ハイレベルが参加する、ランド・フォーシーズ・サミット、LFSを主催いたします。
LFSは、太平洋地上軍シンポジウム・LANPAC、 そして、インド太平洋陸軍参謀総長等会議・IPACC、オーストラリア陸軍主催陸軍参謀長シンポジウム・CASと並び、地域の陸軍種トップが一堂に会する多国間会議であり、「インド太平洋地域における平和と安定のための多国間陸軍種協力の在り方」をテーマに多国間陸軍種ネットワークの構築を図ってまいります。
(以上)
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