ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 12月25日 防衛省まとめ
- 日本の防衛
2024-12-28 08:08
防衛省は令和6(2024)年12月26日(木)、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況について、最新情報を更新した。
防衛省では2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、およそ1週間おきにマップ上にその状況をまとめ、公式サイトにおいて公表し続けてきている。
今回の更新はこちらのとおり。
ウクライナ関連
今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。
防衛省としては、インド・太平洋地域への影響も見据えながら、関連動向の情報収集・分析に努めており、可能な限り、共有していきたいと考えています。
ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(2024年12月25日時点)
ウクライナ軍が露西部クルスク州における作戦及び露領内への無人機攻撃を継続する一方、露軍は、ウクライナ東部への攻勢及びウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続しつつ、クルスクへの攻勢を強化している模様です。

※以下は地図に記入された文字の書き出しです。一部の略語・略号は元の言葉に書き改めています。
戦闘による人的被害・物的損耗の状況
ロシア軍:死者約19.8万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者約20万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
:死傷者64.8万人以上(英国防省24年10月7日)
ウクライナ軍:死者4.3万人(ゼレンスキー大統領24年12月8日)
:死者約8万人、負傷者約40万人(WSJ24年9月17日)
ウクライナ市民:死者10,582人以上、負傷者1万9,875人以上(UN24年2月22日)
戦況など
・ウクライナ軍参謀本部は、露ロストフ州の石油精製施設を攻撃と発表(12月19日)
・米国防省報道官は、数百人の北朝鮮兵士が死傷している旨言及(12月19日)
・ロシア国防省は、20日にドネツク州ウスペニウカ村、21日に同州コスチャンティノポルスケ村、22日にハルキウ州ロゾヴァ村、ドネツク州ソンツィウカ村、23日に同州ストロジェヴェ村、を解放したと発表
・ロシア国防省は、18日にウクライナが、米製ミサイル「ATACMS」×6発及び英製ミサイル「ストームシャドウ」×4発でロストフ州の化学メーカーを攻撃と発表。ウクライナ偽情報対策センター所長は、ウクライナ軍が攻撃したと言及した上で、同メーカーについて弾道ミサイル等の固体燃料を製造していると言及(12月20日)
・露タタルスタン共和国首長は、ウクライナ無人機攻撃により、カザン市の防衛産業施設や住宅へ攻撃を受けたと発表(国境から約1,000kmに位置)。同市では、今年10月にBRICS首脳会議が開催されており、ロシア外務省報道官は、同会議の成功に対する一種の復讐である等と発言(12月21日)
・英国防省は、ウクライナ軍が露クルスク州で掌握している地域は、先週の約510㎢から減少して、現時点では約480㎢であると指摘(12月21日)
・露オリョール州知事は、ウクライナの無人機攻撃により、スタルノイ・コン村の燃料施設で火災が発生したと表明(12月22日)
・ウクライナ情報総局は、露タタルスタン共和国アラブガ経済特区(シャヘド型無人機の生産工場がある旨指摘あり)で、「Shahed-136」×400機分の部品等が保管されていた倉庫が炎上したと発表(12月23日)。
・ウクライナ特殊作戦部隊は、第8特務連隊の兵士らが、直近の3日間で、77名の北朝鮮兵士を殲滅し、40名以上を負傷させたと発表(12月23日)
・韓国メディアは、韓国合同参謀によれば、ロシアへの派兵について、北朝鮮が交代または増員派兵を準備していると報道(12月23日)
資料源:ウクライナ政府機関ウェブサイト、ロシア大統領府ウェブサイト、ISW等
(以上)
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